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「VR元年」にあわせて

グリーとHTC、VR事業で業務連携。国内レジャー施設にVRシステム提供

公開日 2016/03/10 18:45 編集部:伊藤 麻衣
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グリー(株)は、台湾HTCとVR(バーチャルリアリティ)事業における業務連携で合意したことを発表した。今後、国内のテーマパークやアミューズメント施設、カラオケ、ショッピングセンターなどに、VR体験の提供を共同で進めていく予定だ。


2016年は、各メーカーから製品版のVRシステムが発売される予定であり「VR元年」とも言われるような盛り上がりを見せ、ゲーム・アミューズメントや観光、報道・広告、住宅に医療など、多方面への普及が見込まれる。

これをうけ、両社は互いのリソースや技術力、ノウハウを活用した様々な取り組みを行うことでユーザーにより良いVR体験を提供。VR市場の拡大と新しいエンターテインメントの創出を推進していくという。

グリーは、2015年にVR事業に本格参入。同年9月に初のVRコンテンツ「サラと毒蛇の王冠」を東京ゲームショウに出展。11月にVR開発専門スタジオ「GREE VR Studio」を設立、スマホアプリ「シドニーとあやつり王の墓」をリリースした。また、2016年5月10日には、VR業界の第一線で活躍する国内外のプレーヤーをゲストに迎えたカンファレンス「Japan VR Summit(JVRS)」の開催を予定している。


HTCは、Valveと共同でVRヘッドマウントディスプレイ「VIVE」を開発。コンシューマー版を日本時間4月5日に発売する。本機は、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)と2つのワイヤレスコントローラー、2つのモーションセンサーのセット。360度のモーショントラッキングが可能で、フロントに内蔵したカメラとあわせ、現実世界とVR映像をブレンドして表示することもできる(関連ニュース)。

VRヘッドマウントディスプレイ「VIVE」

【問い合わせ先】
グリー(株) 広報担当
jp-pr@gree.net

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