HOME > ニュース > <CES>オプトマ、世界初の4K DLPプロジェクターを下半期に発売

独自のワイヤレスVRゴーグルも

<CES>オプトマ、世界初の4K DLPプロジェクターを下半期に発売

2016/01/07 編集部:風間雄介
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オプトマは、CESの同社ブースにて、世界初の4K DLPプロジェクターを参考出展。実際の映像も見ることができた。

同社では「世界初のシングルチップDLPプロジェクター」とアピール。発売は今年後半になる見込みとのこと。説明には「TIのXPRテクノロジーをベースにした」と書かれていた。

オプトマが参考出展した界初のシングルチップDLPプロジェクター

4Kの投写映像

具体的には、TIが発表した0.67インチのDLPシングルチップシステム(関連ニュース)を搭載したものと考えられる。まだプロジェクターのモデル名や価格などは決まっていないとのこと。正式発表を待ちたい。

同社ブースは、「Project your passion」がテーマ。生活の様々なシーンで、プロジェクターを使って感情が浮き立つような映像を映し出す豊かさをアピールしていた。

たとえば超短焦点プロジェクターの「ZH300UST」は、リビングのラックに置いて、壁に向けて子供向けアニメを投写。さらにLED光源を採用した超小型プロジェクター「ML750ST」では、USBメモリー内の書類を直接表示するデモを行っていた。

超短焦点プロジェクター「ZH300UST」のデモ

LED光源を採用した超小型プロジェクター「ML750ST」のデモ

そのほか、「HD 91+」というホームシアター向けモデルや、「HD37」というフルHDモデルも展示されていた。

ブースには同社製プロジェクターがずらりと並んだ

右端が日本未発表モデル「HD37」

HD37は2,600ルーメンでコントラスト比は20,000対1。3D表示にも対応する。

さらに同社ブースでは、独自のVRゴーグルもデモ。まだ試作品とのことで発売時期や価格などの詳細は明かされなかったが、ワイヤレスで再生装置と接続できるという。

来場者が実際にゴーグルを被ってゲームを行っていた。ゲームのプレーヤーが見ている映像は、プロジェクター「GT1080」を2台使い、映像をブレンドして表示していた。

オプトマ製VRゴーグルは大人気

オプトマのVRゴーグルを装着したところ

またOptomaブースでは、あちこちにnuforce製品が置かれていた。Optomaはnuforceを買収し、傘下に収めている。プロジェクターとサウンドシステムによってホームエンターテイメントをさらに進化させることが目的だ。

nuforceのイヤホンでは、Bluetoothイヤホン「BE6」や、リファレンスクラスのBAイヤホン「HEM8」「HEM4」「HEM2」が、パッケージのみではあるが、ブースを囲む壁の外側に展示されていた。いずれも日本未導入のモデル。HEM8は4基、HEM4は3基、HEM2は1基のBAドライバーを搭載している。

ブースの外にパッケージだけ展示されていたnuforceのイヤホン

Bluetoothイヤホン「BE6」のパッケージ


リファレンスクラスのBAイヤホン「HEM8」のパッケージ

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