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想定価格は約72,000円

beyerdynamic、最上位モニターヘッドホン「DT 1770 PRO」正式発表。テスラ2.0ドライバー搭載

公開日 2015/09/09 18:08 編集部:小澤貴信
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ティアックは、beyerdynamic社の最上位モニターヘッドホン「DT 1770 PRO」を9月中旬より発売する。価格はオープンだが、72,000円前後での実売が予想される。

「DT 1770 PRO」

DT 1770 PROは「T1 2nd Generation」の発表会において、参考出展として存在が明らかにされていたが(関連ニュース)、今回正式に発表されたかたちだ。

本機はダイナミック/密閉型のオーバーイヤー型ヘッドホン。モニターヘッドホンの定番モデル「DT 770 PRO」の音をベースに、バージョン2.0に進化したテスラドライバーを搭載。ドライバーはスタジオモニター用にチューニングされており、既存のプロモニターシリーズよりも高解像度かつ高い空間再現能力を備えているとのこと。

なお、テスラテクノロジーに対するこだわりを徹底するために、本機はドイツ自社工場でハンドメイド生産されている。

高い遮音性と高効率出力も実現しており、音漏れの排除や大音量再生が必要なレコーディングモニター、PAエンジニアのモニタリングヘッドホンとしての利用も想定されている。

内部のパーツの厳選に加え、快適な装着感を提供するイヤーパッド(ベロア/合皮)、スプリングスティールを採用した柔軟なヘッドバンドなど、形状や操作感まで人間工学的な検討が施されており、プロ用途における長期間・長時間使用にも耐えうる構造となっているという。

付属のストレートケーブルとカールケーブル

ケーブルはミニXLR端子による着脱式・片出しで、接続部にはロック機構を備えている。3mストレートケーブルと5mカールケーブルが各1本付属。軽量のキャリングケースも付属している。

周波数特性は5Hz〜40kHz、感度は102dB(1mW/500Hz)、インピーダンスは250Ω、全高調波歪率は0.05%以下(1mW/500Hz)、許容入力は200mW。質量は388g(ケーブル含まず)。

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