ソニー、新ハイレゾ対応ヘッドホン「MDR-1A」とDAC内蔵の「MDR-1ADAC」

これに加え、イヤーパッドが内側に倒れ込む「エンフォールディングストラクチャー」構造も採用。同構造によっても装着感の向上や音漏れ低減を図っている。

装着感への配慮ではさらに「インワードアクシスストラクチャー」も採用。独自のハンガー構造を採用することにより、ハウジングの回転軸をより内側に向け、頭部へ自然にフィットするよう配慮した。

そのほか本体のケーブル着脱口にはハイレゾをイメージしたゴールドリングを採用。ハウジングには一眼レフカメラなどに使用される表面処理であるプロット印刷を採用するなど、デザイン面にも配慮している。

■DSDにも対応するUSB-DACを内蔵

MDR-1ADACは、前述のようにMDR-1AにUSB-DAC機能を内蔵させたもの。USB-DAC部は192kHz/24bitのPCMに加え、PCM変換での再生となるがDSD 2.8MHz/5.6MHzに対応する。

同社のオーディオ機器に多く採用されている独自のフルデジタルアンプ「S-Master」を、モバイル機器向けに最適化した上でハイレゾオーディオフォーマットに対応させた「S-Master HX」を搭載。下記各製品とのデジタル接続時に同アンプが有効になる。

ウォークマン、Xperia、iPhone/iPad/IPodとのデジタル接続にも対応。各デジタル接続ケーブルが付属し、USBでのデジタル接続、ウォークマンおよびXperiaとのデジタル接続時には非同期（アシンクロナス）通信方式に対応する。