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全体でも35億円の純利益計上

ソニー、テレビ事業が黒字転換 − 2013年1Q決算を発表

公開日 2013/08/01 15:49 ファイル・ウェブ編集部
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■PS4は「PS3より早く収益化できる」

デジカメやビデオカメラが含まれる、イメージング・プロダクツ&ソリューション(IP&S)分野の売上高は、前年同期比10.4%減少となる1,736億円で、営業利益は前年同期比45億円減となる81億円。主に市場縮小の影響を受けたビデオカメラおよびコンパクトデジタルカメラの大幅な販売台数の減少によるもの。

そしてゲーム分野の売上高は、前年同期比ほぼ横ばいの1,179億円。為替の好影響などがあったが、PS3、PSP、PS2のハードウェアの販売台数の減少によるものだという。なお、PS2は昨年末で出荷を終了したという。

また、同分野の営業損失は、前年同期に比べ112億円拡大し、148億円となった。これは主にPS4の導入に向けた研究開発費の増加、および前年同期にBD特許費用の戻し入れ益が含まれていたことによるもの。

そしてPS4については、「年末商戦の投入に向けて万全の体制を整えていく」(神戸氏)とコメント。同社代表執行役 EVP CFOの加藤優氏も「PS3ではCellチップをイチから開発し、かなりの設備投資も行った。しかしPS4では、チップはすでにある技術に新しいものをかみ合わせる形であり、製造も基本的にはファブレス。投資がかなり軽い」と述べ、「ローンチのタイミングでは色々な費用がかさんでくるが、PS3よりもかなり早く収益化できると思っている」とした。

ソニー 加藤優氏

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