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一部機体で。リアキャビネット無償交換を実施

ソニー〈ブラビア〉V5シリーズ、壁掛け用取付部での設置で本体落下の危険性

公開日 2013/03/14 17:51 ファイル・ウェブ編集部
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ソニーは、液晶テレビ“BRAVIA”V5シリーズ「KDL-40V5」「KDL-46V5」の一部機体において、リアキャビネットの壁掛け用取付部を用いて本体を設置した場合に、テレビ本体が落下する可能性があることを発表した。同社では該当製品のリアキャビネット部無償交換を実施している。

該当製品は、V5シリーズ「KDL-40V5」「KDL-46V5」のうち2009年5月〜12月までに生産された約10万9千台で、対象となる製造番号は以下の通り。

・型名:KDL-40V5 製造番号: 1000001〜1088965(88,965台)
・型名:KDL-46V5 製造番号: 1000001〜1019732(19,732台)

落下の可能性に該当する設置例は以下の通り。

【1】他社製各種移動式(台車付)スタンドへの設置
【2】壁掛けユニット(SU-WL500等)による壁への設置
【3】天井からの吊り下げによる設置
【4】壁よせフロアスタンド(SU-FL71シリーズ等)への設置
【5】上記以外でリアキャビネットの壁掛け用取り付け部を用いたテレビの設置

本件についてソニーは、リアキャビネットの壁掛け用取り付け部を用いて台車付の移動式スタンドに設置したテレビが、移動中に落下した事例が発生したことを発表。その後の調査により、該当製品において、リアキャビネットの樹脂材料が想定以上に劣化して柔軟性が低下し、外力が加わった際にまれに破損に至る場合があることが判明したという。

同社によれば、本原因により、台車付の移動式スタンドからテレビが落下した事例がこれまでに3件確認されているとのこと。

なお該当製品においても、リアキャビネットの壁掛け用取り付け部を用いずに設置している場合は、リアキャビネットの破損には至らない。また、対象機種以外において同事象の報告は確認されていないという。

【問い合わせ先】
ソニーテレビ受付センター
TEL/0120-335-855

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