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新反射技術と画素内メモリー技術を採用。

ジャパンディスプレイ、ペーパーライクな見栄えの超省エネディスプレイを開発

2012/10/25 ファイル・ウェブ編集部
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ジャパンディスプレイは、紙に印刷したような自然な見え方で動画表示が可能な、超低消費電力反射型カラーディスプレイを開発した。


今回発表された超低消費電力カラーディスプレイ
このディスプレイは、反射型液晶ディスプレイの散乱層を新規開発し、光学設計を最適化することにより、紙のようなカラー動画表示を可能とした。また、低温ポリシリコンの特徴を活かした画素内メモリー技術により、超低消費電力を実現した。

製品スペックだが、画面サイズは対角17.9cmの7.03型を採用。液晶パネルは、従来の高反射率仕様モデルではRGB配列を使用していたが、今回の高色純度仕様モデルでは画素に白(W)を追加したRGBW配列を使用。画素数は従来品の1024×768に対し、本機は1024×576となっている。反射率は従来品40%に対して28%、コントラスト比はかわらず30:1。消費電力は静止画表示時で従来と同じく3mWを実現している。

なお、本ディスプレイは、10月31日からパシフィコ横浜で開催される「FPD International 2012」に参考出品される。

[問い合わせ先]
(株)ジャパンディスプレイ
http://www.j-display.com

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