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10点マルチタッチ対応の20型モニター

ソニー、デスクトップとタブレット風どちらでも使えるWindows 8搭載PC「VAIO Tap 20」

2012/10/01 ファイル・ウェブ編集部
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ソニーは、Windows 8搭載でマルチタッチ操作に対応し、デスクトップとしてだけでなくタブレットのようにも利用できる“テーブルトップPC”「VAIO Tap20」を11月3日に発売する。

・SVJ20219CJW(Core i7モデル)¥OPEN(予想実売価格円18万円前後)
・SVJ20218CJW(Core i5モデル)¥OPEN(予想実売価格円16万円前後)
・SVJ20217CJW(Core i3モデル)¥OPEN(予想実売価格円14万円前後)

VAIO Tap20

可動式スタンドで自由に設置角度調整が可能

IFA 2012で発表されたモデル(関連ニュース)の日本市場投入が明らかになった格好。3モデルともOSにはWindows 8 Consumer(64ビット)を採用し、静電式で最大10点マルチタッチ対応、解像度1600×900の20型ワイドIPS液晶を搭載。HDD容量は1TBで、グラフィックスにはインテル HDグラフィックス4000を採用。カラーはホワイトのみだが直販サイトのソニーストア限定でブラックも用意する。

タッチ操作が行いやすいよう浅い角度で設置するなどといった使い方ができる

違いはCPUとメモリー、および外付けの光学ドライブ。最上位の「SVJ20219CJW」がCPUにCore i7 3517U(1.90GHz)を採用し、メモリーが8GB、BDドライブを採用。「SVJ20218CJW」はCore i5 3317U(1.70GHz)、メモリー4GB、BDドライブ採用というモデルで、「SVJ20217CJW」がCore i3 3217U(1.80GHz)、メモリー4GB、DVDドライブ採用というモデル。

光学ドライブは外付け

スタンドを完全に折りたたんだところ

可動式のスタンドによって設置角度を自由に調整でき、付属キーボードやマウスとともに通常のデスクトップPCのように使うといったほか、バッテリーを搭載しているため、スタンドを完全にたたんで持ち運び、例えばテーブルなどに置いて家族や友人とタブレット端末のような感覚で使うといったこともできる。バッテリー込みの質量は約5.2kg。

巨大なタブレットPCといったような感じでも使用可能

通常のデスクトップPCスタイルでの設置

画質エンジンには「モバイルブラビアエンジン2」を採用。コントラスト向上技術と輪郭強調技術を組み合わせた同エンジンを搭載することで、YouTubeなどの動画コンテンツや、VAIO TV with nasneで試聴するテレビ映像において、くっきり鮮やかな映像表現を可能にしたとしている。

ソフトウェアキーボード

スピーカーはウーファーも用意した2.1ch。本体背面に配置しているが、画面を立てたスタイル時でもスピーカーからの音がテーブルから反射され画面側にいるユーザーに音を伝える構造にしている。

背面の様子

また、独自のデジタル信号処理技術をワンタッチで最適化する「クリアオーディオプラス」や、S-FORCEフロントサラウンドなども搭載している。

クリアオーディオプラスなどの高音質化技術も搭載

VAIO TV with nasneのほか、写真や動画をタッチ操作で編集してショートムービーを作成できる「VAIO Movie Creator」などのアプリケーションをプリインストール。「Xperia Tablet S」から新たに採用したソーシャルアプリ「Socialife」や、伝言板としてビデオメッセージなどを利用できる「Fingertapps Organizer」なども搭載している。

マイクロソフトの提供するサッカーゲームアプリ。マルチタッチ対応を活かした対戦プレイが可能

ペイントソフト「ファミリーペイント」もマルチタッチ操作を意識したUIに

そのほかNFCにも対応。別売アクセサリーとしてアンチグレア加工の液晶保護シート「VGP-FLS11」なども用意している。

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