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「CREAS Pro」の進化でさらなる高画質・高音質化

ソニー、4Kアプコンなど対応の新フラグシップBDレコーダー「BDZ-EX3000」

公開日 2012/09/18 13:02 ファイル・ウェブ編集部
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■さらなる高音質化も実現

本機は音質面も強化。新たにバーチャルサラウンドモードを3種類備えたほか、圧縮音声の音質を改善する「Harmonics Equalizer」、そして第6世代ジッタノイズ低減システムを搭載した。

本体のアップ。天板にはヘアライン加工がが施されている

バーチャルサラウンドでは、映画館のような適度な広がりのある音場にする「シアター」、コンテンツの音の質感を生かして再生することで本格的なAV視聴室で聴くような再生音にする「AVルーム」、会話をするのに適したリビングをイメージし、映画の登場人物のセリフや音楽ビデオのボーカルの声を強調する「リビング」という3モードを新たに搭載。仮想的に最大7.1chサラウンド音声を楽しめる。

「Harmonics Equalizer」では、圧縮音声(コーデック)の時間軸方向の波形応答を改善。圧縮によって失われた波形応答の微小振幅を補完し、オリジナル音源に近い自然な音にするという。

独自の高音質化技術「ジッタノイズ低減システム」を前モデル「BDZ-AX2700T」からバージョンアップさせてフルモデルチェンジ。HDMI・同軸デジタル出力に加え、アナログ・ヘッドホン出力にも新たに適用した。

同システムにおいては新たにGAP付コアコイルを採用することで、さらなる低ノイズ化を実現。加えて、アナログ出力回路にもジッタ・エリミネーション回路を搭載。32ビットDAコンバーターに加えてジッタノイズ低減システムを適用させることで、音質に有害なジッタノイズを大幅に軽減したとしている。

さらに、電源用音質カスタムコンデンサ搭載の画音質バルス電源を、さらに低ノイズ化するべく、低ノイズローカル電源を新搭載するなど、そのほかのハード面でも高音質化に配慮。削り出しワイドピッチアナログ端子、カスタムコンデンサー、ハンダなど部品一点一点に渡って徹底した見直しを行ったという。

また4mm厚のアルミ天板や偏心インシュレーターなどによって高剛性設計を採用。さらに、適度な振動減衰特性を併せ持つというBMC(Bulk Molding Compound)材を使用することで、充分な強度と仕上がりの美しさを確保すると同時に、外部からの振動を内部に伝えにくくしている。

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トピック

製品スペックやデータを見る
  • ジャンルBlu-rayディスクレコーダー
  • ブランドSONY
  • 型番BDZ-EX3000
  • 発売日2012年10月13日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格300,000円前後)
SPEC】●HDD容量:3TB ●チューナー:地上デジタル(CATVパススルー対応)×3、BS・110度CSデジタル×3 ●記録対応メディア:HDD、BD-RE(Ver2.1、2×まで)、BD-RE XL(Ver3.0、2×まで)、BD-R(Ver.1.1/1.2/1.3、6×まで)、BD-R XL(Ver.2.0、4×まで)、DVD-RW(CPRM対応 Ver.1.1/1.2、6×まで)、DVD-R(CPRM対応 Ver.2.0/2.1、16×まで) ●入出力端子:HDMI出力×2、コンポジット映像入力/出力×1/1、S映像入力/出力×1/1、ステレオ音声入力/出力×1/1、光デジタル音声出力×1、USB×2、LAN×1 ●消費電力:53W ●外形寸法:430Wx81Hx288Dmm(突起部含む) ●質量:約6.1kg