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平井氏を4人の執行役が支える体制へ

ソニー、平井一夫新社長下の新経営体制を発表

公開日 2012/03/27 16:43 ファイル・ウェブ編集部
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ソニー(株)は、4月1日より平井一夫 新社長兼CEOのもと、新経営体制を立ち上げ。デジタルイメージング、ゲーム、モバイルの3つの事業領域をエレクトロニクス事業の重点事業領域に位置付けて経営資源を集中し強化するとともに、新規事業創出とイノベーションの加速にも並列して注力することを発表した。

新経営体制では、平井社長のもと、同社執行役 EVP CFOの加藤優氏、執行役 EVP CSOの斎藤端氏がソニーグループ全体の財務、経営戦略、事業戦略を担当する。特にエレクトロニクス事業については、加藤氏、斎藤氏のほか、執行役 EVPの根本章二氏(技術戦略担当)と執行役 EVPの鈴木国正氏(商品戦略担当)の計4名で平井社長を補佐する体制をとる。

テレビ事業を含むホームエンタテインメント事業は、CEO直轄として平井氏が担当執行役を担当。喫緊の課題である収益力改善を図る。

モバイル事業(スマートフォン、タブレット、PCなど)については、鈴木国正執行役が担当する。

イメージセンサーなど半導体・デバイス事業およびコアデバイスの研究開発活動は、鈴木智行執行役が担当する。

新規事業創出や、次世代基板技術確立のための研究開発強化、研究開発活動の選択と集中によるリソース配置の最適化については、根本執行役と鈴木智行執行役が担当する。

コンシューマー向けを軸とした全エレクトロニクス商品およびサービス企画とデザインは鈴木国正執行役が担当。顧客視点でのソニーの商品・サービスの強化と融合戦略を横断的に推進するという。

また、メディカル事業については、これまで複数組織に点在していた関連事業を統合するメディカル事業ユニットを設立し、今後の成長を狙う。執行役 副社長の吉岡浩氏が同事業を担当する。

販売・マーケティング面では、グローバルな販売・マーケティングの強化と新興国市場での販売拡大を目指すべく、現ソニー・チャイナ総裁の永田晴康氏をSVP グローバルセールス&マーケティングプラットフォーム担当に任命。ソニー・チャイナ総裁には、現在ソニーマーケティング(株)代表取締役社長の栗田伸樹氏が就任。ソニーマーケティング代表取締役社長は、河野弘氏が務める。河野氏はソニー・コンピュータエンタテイメントジャパン プレジデントと兼任するかたちとなる。

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