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DLP Linkによる3D投写に対応

オーエスプラスe、オプトマからレンズシフトに対応した3D対応プロジェクター上位機を発売

公開日 2011/11/25 19:01 ファイル・ウェブ編集部
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(株)オーエスプラスeは、フルHDの3D映像の投写に対応したホーム用DLPプロジェクター「HD83S1」を12月1日に発売する。価格はオープンだが40万円前後での販売が予想される。


HD83S1
DMD素子は0.65型で、解像度は1,920×1,080のフルHD。280WのUHPランプを搭載し、明るさは1,600ルーメン、コントラストは5万対1。

3D映像の投写方式はフレームシーケンシャル型のDLP Linkを採用しており、3D視聴には専用のアクティブシャッターメガネを用いる。本体には1本のメガネを同梱している。


本機の専用メガネ
DLP Linkでは、左右の映像フレームの間に同期信号を挟み込むことで、外部接続型のエミッターを不要にした。同方式はクロストークの発生が少ないことも特長となる。なお、赤外線エミッターを使った通信に切り替えることも可能だ。

カラーホイールには、3原色+3補色の「Brilliant Color」に対応。画面上で色範囲を6色個々に調整できるカラーマネージメントシステムを採用し、X/Yオフセットとブライトネスを加味してユーザーの好みの調整が行える。

また暗いシーンのディティールを鮮明に表現し、明るいシーンではくっきりと奥行き感のある映像を見せる新機能「DynamicBlack」も採用。オートアイリスと比較して反応速度が速く、広いコントラストダイナミックレンジが獲得できる点も特徴となる。モードは3つのプリセットから選択できる。また3D表示には無効となる。

繊細な画像調整を可能にした「PureEngine」を搭載。画像のエッジを強調する「Pure Detail」、色再現性を高める「Pure Color」、動きを滑らかにする「Pure Motion」などの映像補正処理技術を搭載。さらに、処理を行った場合と行っていない場合の比較が容易に行え、調整値の確認を簡便にする「Pure Engine Demo」機能も搭載した。

レンズは1.5倍マニュアルズーム/マニュアルフォーカス対応。上下左右のレンズシフトや、画面の微調整に有効なVイメージシフトを搭載する。投写距離は1.5m/30型から12.5m/302型をカバーする。台形補正は垂直方向、±5度の補正が可能。

入力端子はHDMI×2(HDMI 1.4a、3Dフォーマット準拠)、VGA×1、コンポーネント×1、コンポジットビデオ×1、USB×1、VESA 3D port×1。ほかに12Vのトリガー出力やRS-232コントロール端子も備えている。

外形寸法は370.9W×199H×498.6Dmm、質量は8.4kg。本体色はブラック。

【問い合わせ先】
オーエスプラスe コンタクトセンター
TEL/0120-380-495

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製品スペックやデータを見る
  • ジャンルDLPプロジェクター
  • ブランドOPTOMA
  • 型番HD83S1
  • 発売日2011年12月1日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格400,000円前後)
【SPEC】●DMD素子:0.65型 ●解像度:1,920×1,080のフルHD ●明るさ:1,600ルーメン ●ランプ:280W UHP ●入力端子:HDMI×2(HDMI 1.4a、3Dフォーマット準拠)、VGA×1、コンポーネント×1、コンポジットビデオ×1、USB×1、VESA 3D port×1 ●その他単Sに:12Vトリガー出力、RS-232コントロール端子 ●外形寸法:370.9W×199H×498.6Dmm ●質量:8.4kg