独自技術「Super Top Emission」搭載

ソニー、業界初の25V/17V型有機ELマスターモニターを発売

ファイル・ウェブ編集部
2011年02月16日
ソニーは、業界で初めて25V/17V型の有機ELパネルを搭載した、BVMシリーズの業務用マスターモニター「BVM-E250」「BVM-E170」を5月1日より順次発売する。

(左)BVM-E170(右)BVM-E250

BVM-E250(25V型)2,415,000円(税込)5月1日発売
BVM-E170(17V型)1,312,500円(税込)7月1日発売

自発光方式である有機ELパネルを採用。これまで同社の業務用モニターには、7.4型有機ELパネルを搭載したPVMモニターがあったが、BVMで有機ELを採用したのは初めて。黒映像部分は発光しないため、これまでにない深い黒を表示することが可能になる。

さらに、独自技術「Super Top Emission(スーパートップエミッション)」を搭載。開口率が高く、有機材料が発する光を効率よく取り出すことを可能とすることにより、高い発光効率を実現した。これにより、イルミネーションが輝く夜景、太陽光や花火などの光が放つ強いきらめきも表示することができるとしている。また、外光の反射を抑え、明るい環境下で高いコントラストで表示することも可能にし、100万対1の高コントラストを実現した。

加えて、スーパートップエミッションのマイクロキャビティ構造とカラーフィルターによる独自の色抽出技術により、色純度を向上させ、デジタルシネマの広色域にも対応。また、低輝度においても高い色再現性を維持することができるため「これまでに表示できなかった低階調の色を再現できる」としている。

映像エンジンには新開発の専用プロセッサーを搭載。優れたユニフォミティー(画面全体の色表現の均質化)や経年変化のない信頼性を実現したという。また、ソニー独自のカラーマネージメントシステムの精度もさらに向上。放送規格ITU-R BT.709、EBU、SMPTE-Cの色域に加え、CRTのガンマもより正確に再現するとしている。

もちろんパネルはフルHDで、10ビットパネルドライバーも搭載。同ドライバーと黒の再現性により、RGB各色を1,024階調で正確に表示することができ、映像のグラデーションを滑らかに再現することが可能になった。また、有機ELは液晶に比べて応答性が良いため、スポーツなどの動きの速い映像も残像が少なく、滑らか、かつ自然に表示することができるという。

インターフェースには3G/HD/SD-SDIを2基、 HDMIとDisplayPortを各1基ずつ搭載。4つの入力オプションスロットも装備しており、BKMオプションボードを使用することでデュアルリンクHD-SDI信号入力などにも対応できる。

黒のアルミニウムボディを採用して堅牢性を確保しつつも、軽量化とスリム化も実現。「BVM-E250」では従来品「BVM-L231」よりも有効画面が2インチ増ながらも約40%減に軽量化しており、奥行きも従来品の約1/2とした。

【問い合わせ先】
ソニービジネスソリューション(株)
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TEL/0120-788-333

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