HOME > ニュース > 【CEATEC】3Dに沸くパナソニックは“世界最小DIGA”やLUMIX Phoneも初披露

3D総合力をアピール

【CEATEC】3Dに沸くパナソニックは“世界最小DIGA”やLUMIX Phoneも初披露

2010/10/05 ファイル・ウェブ編集部
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
パナソニックブースは「3D」「ECO」の2大コンセプトに沿ってブース展開が行われている。

ECOについては、同社独自の「エコナビ機能」を積極的にアピール。白物家電のエコ機能を積極的にアピールしているのは、CEATECの展示内容としては珍しい。

だが、当サイトとして注目したいのは、やはり「3D」。同社ブースに入るには3Dメガネを着用するのが基本で、このため、3Dメガネの配布に列を作る来場者の姿が数多く見られた。

パナソニックブースでは大量の3D VIERAがお出迎え

同社がアピールするのは、撮影から表示まで、一貫した3Dソリューションを提供できる3Dの総合力だ。ブース内には3D VIERAや3D DIGAはもちろん、3D撮影が可能なデジタル一眼カメラ「DMC-GH2」や、3D対応ビデオカメラ「HDC-TM750」などの家庭用製品がズラリと並ぶ。また、NVIDIAの「3D TV PLAY」による3Dゲームも試遊することができる。

3D VIERAの性能をアピール

3D DIGAの最高峰、DMR-BWT3100


3D撮影に対応するDMC-GH2

DMC-GH2の分解モデルも展示されていた


3D対応ビデオカメラ「HDC-TM750」

NVIDIAの「3D TV PLAY」試遊コーナーも


3Dのデジタルサイネージへの活用も提案

同社ブースではエコ性能のアピールも盛んに行われていた

さらには3Dデジタルサイネージ、3Dカメラレコーダー「AC-3DA1」など、業務用機器も展示を行っていた。

■世界最小DIGAを披露

さて、ブースの片隅にひっそりと置かれていたのが、「世界最小」を謳うHDD内蔵BDレコーダーだ。これまでのDIGAのイメージを覆す形状の筐体で、縦置きと横置きに両対応。本体はブラックとホワイトが用意され、側面には好みの模様をプリントした紙などを入れてカスタマイズができるようだ。

「世界最小」のHDD内蔵BDレコーダー“DIGA”を参考出展

本体にはBlu-ray 3DやBDXLなどのロゴはプリントされておらず、比較的シンプルな機能のモデルであると予想される。型番や価格、発売日などは一切明らかにされなかったが、細部の完成度からして、発売は近そうだ。続報に期待したい。

■DLNAにも対応「LUMIX Phone」公開

「LUMIX Phone」もCEATECで初披露された。NTTドコモ向けの端末として開発が進められている。

レンズを装備した側から本体を見ると、通常のデジカメと見分けが付きにくいほど、LUMIXのデザインイメージが上手く踏襲されている。

ほとんどデジカメと見分けがつかない「LUMIX Phone」

カメラ部には有効1,320万画素のCMOSセンサーを搭載。画質エンジン「Mobile VenusEngine」により肌色をキレイに、風景を色鮮やかに再現できるという。また超解像技術を用いたデジタルズーム機能も採用されている。さらにレンズに入り込む光の反射を抑えられるマルチコートフィルターや、高輝度フラッシュも搭載している。

本機はDLNAのDMS(サーバー)機能を備える予定で、同社ブースでは、DIGAをDMP(プレーヤー)として用い、無線LAN経由でLUMIX Phone内の写真データを表示するというデモが行われていた。DMSで配信できるのは静止画のみだが、「この携帯電話で対応できるかは分からないが、今後、動画や音楽の配信への対応も検討したい」(同社説明員)という。

「LUMIX Phone」内の写真データを、ネットワーク経由で接続したDIGAを使って再生するデモ

さらにDMC(コントローラー)への対応も検討されており、これが実現すれば、LUMIX PhoneをDLNAのリモコンとして活用できるようになる。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE