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9.7インチXGA液晶を搭載

米Apple、タブレット型新デバイス「iPad」を発売

2010/01/28 ファイル・ウェブ編集部
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米Appleは、タブレット型の新デバイス「iPad」を発表した。北米では3月下旬に販売を開始する。日本国内でも、Wi-Fi版については3月下旬以降に販売を開始する。※日本での販売時期について追記修正致しました

iPad

マルチタッチで操作可能

内蔵メモリーが16GB/32GB/64GBの3タイプを用意。それぞれ通信機能としてWi-FIを搭載したものと、Wi-FIに加えて3G(HSDPA)に対応したものがラインナップされる。価格は16GB/Wi-Fiタイプのもので499ドルから。最も高価な64GB/Wi-Fi/3Gの製品では829ドルとなる。3Gデータ通信は、AT&TがiPad用のプリペイドプランも提供するという。

ディスプレイには1,024×768ドットの9.7インチ IPS液晶を採用。マルチタッチで操作が行え、画面上にフルサイズのソフトウェアキーボードを表示できるほか、キーボードドックを使ってハードウェアキーボードを接続することも可能。

iPhone/iPod touchと同様にメールやインターネット、iPod機能、iTunesでの楽曲購入、写真や動画の再生、YouTubeの再生などが行える。またiPadならではの機能として、電子ブックの閲覧機能も盛り込まれた。基本的な機能を中心に、iPad専用に作られた12のアプリがあらかじめインストールされており、購入時から利用可能。YouTubeでは720/30pの再生もサポートする。

横から見たところ

オプションのハードウェアキーボードを接続したところ

またiPadでは、App Storeに用意されたiPhone/iPod touch用のアプリも利用することができる。

内部には「A4」というアップルによってカスタムデザインされたSoCを搭載。クロック周波数が1GHzと処理能力が高く、低消費電力であることも特徴で、1回の充電でiPadを10時間駆動することができる。なお充電池はリチウムポリマーで、本体に内蔵される。

外形寸法は189.7W×242.8H×13.4Dmm。質量はWi-Fiモデルが680g、Wi-Fi+3Gモデルが730g。

Appleでは、同時にiPad用SDKの提供も始めた。SDKではiPadとiPhone/iPod touch互換のソフトも開発することができ、iPad用アプリの充実を図っていく。

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