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小型ながらアナログアンプ採用

マランツ、高さ約10cmの薄型AVアンプ「NR1501」を発売

2009/07/15 Phile-web編集部
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(株)マランツ コンシューマー マーケティングは、スリムなAVアンプ「NR1501」を発売する。ブラックとシルバーゴールドの2色が用意され、ブラックは7月下旬、シルバーゴールドは8月中旬にそれぞれ販売を開始する。価格は63,000円(税込)。

「NR1501」(シルバーゴールド)

「NR1501」(ブラック)

インシュレーターまで含めても高さ105mmとスリムで、奥行きも367mmに抑えたコンパクト設計を採用。薄型テレビ用ラックなどにも設置しやすい省スペース性を備えている。また、デザインはフロントパネルを3ピースで構成した“M-1デザイン”を採用。インテリアとのマッチングを図れる高いデザイン性と、異種素材を組み合わせたことによる不要振動の低減を両立させている。

小型筐体ながら7chのディスクリート・アナログアンプを内蔵し、実用最大出力は75W/ch(6Ω時)を確保している。同社広報は「マランツ製品らしく、あえてデジタルアンプではなく音質にこだわったアナログアンプを採用した」と説明している。7つのパワーアンプは1つのヒートシンクに一列にマウントするインライン配置を採用し、チャンネル間のばらつきを抑えている。

HDMI端子は4入力1出力で、Ver1.3aに対応。リピーター機能や1080/24p・60p入力、Deep Color、x.v.Color、リップシンクにも対応している。もちろん、DTS-HDマスターオーディオやドルビーTrueHDなどのHDオーディオのデコードも可能で、デコードにはデュアルコアの32ビットDSPを使用する。

映像回路基板。HDMI端子は4入力/1出力を装備

本機の背面端子部

その他の入出力端子は、映像系がコンポジット入力3/出力2、コンポーネント入力3/出力1、2chアナログ音声入力6/出力1(入力はこのうちフロントが1系統)、同軸デジタル入力1、光デジタル入力2。ほかにサブウーファープリ出力とヘッドホン出力、フロントステレオミニ入力も各1系統を備える。

アナログオーディオ基板は独立して配置。これによりデジタル音声回路や映像回路からの高周波ノイズの影響を低減している。

なお映像系では、コンポーネント/コンポジットから入力したアナログ映像信号をデジタル信号に変換するコンバート機能も装備する。


システムリモコンなので他社製機器のリモコンコードも記憶可能。ボタンは蓄光式
オートセットアップ機能も搭載。スピーカーのサイズや距離、音量を自動的に設定するほか、部屋の音響特性を測定して周波数特性を補正するRoomEQ機能も備えている。

そのほか、メニューはOSDに対応。リモコンはシステムリモコン「RC006SR」で、同社製のプレーヤーだけでなく、他社製品のリモコンコードも設定可能。ボタンは蓄光型のため暗い室内でも操作を行いやすい。さらに、カスタムインストール用にマランツ専用のコントロール端子を装備するほか、最大120分まで設定可能なスリープタイマー、本体ディスプレイのディマー機能、FM/AMチューナーなども備えている。

【問い合わせ先】
(株)マランツ コンシューマー マーケティング
お客様ご相談センター
TEL/03-3719-3481

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製品スペックやデータを見る
  • ジャンルAVアンプ
  • ブランドMARANTZ
  • 型番NR1501
  • 発売日2009年7月下旬
  • 価格¥63,000(税込)
【SPEC】●主な出入力端子:HDMI入力4/出力1、コンポーネント入力3/出力1、コンポジット入力3/出力2、同軸デジタル入力1、光デジタル入力2、アナログ音声(ステレオ)入力5/出力1、アナログ音声入力(ステレオ/フロント)入力1、サブウーファープリ出力1、ヘッドホン出力1、マランツリモートバス入力1/出力1 ●実用最大出力
(6Ω/1kHz/JEITA):75W×7 ●入力感度/入力インピーダンス:180mV/47kΩ ●SN比(アナログ入力):105dB ●外形寸法:440W×105H×367Dmm ●質量:8.6kg