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切り株型スピーカーも登場

<エコプロダクツ2008>東芝REGZAエコモデル来年商品化/BRAVIAエコモデルも順次サイズ拡充

公開日 2008/12/11 21:46 Phile-web編集部
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■パナソニック

パナソニックは「おウチまるごとCO2マイナス60%」をキーワードに、家そのものや家庭で使用される家電製品の省エネへの取り組みを紹介している。


キーワードは「おウチまるごとCO2マイナス60%」
AV機器ではプラズマテレビ“VIERA”、BDレコーダー“DIGA”、ラックシアターを展示し、05年発売モデルと最新モデルの消費電力を比較している。

“VIERA”は「TH-50PX80」と05年発売の「TH-50PX500」を比較し、年間消費電力を449kWh/年から291kWh/年に削減。PX80は消費電力以外にも水銀、鉛不使用のプラズマパネルの採用や自己循環プラスチックの再利用などの環境性能もアピールする。また“DIGA”は「DMR-EW900」と「DMR-EX300」を比較し58.4kWh/年から25.9kWh/年へと削減している。


VIERA、DIGA、ラックシアターを展示している

「DMR-EW900」と「DMR-EX300」
■シャープ

シャープは同社のソーラー発電技術によるCO2削減を提案するほか、AQUOSゾーンを設け、AQUOSの環境性能を大々的にアピール。

ブースにはRGB LEDバックライト搭載で薄型化・省エネを実現した“Xシリーズ”、ブルーレイ内蔵の“DXシリーズ”など最新モデルが多数展示され、キャビネットにノンハロゲン樹脂、スタンドに再生材を混合した樹脂を採用するなど、グリーン素材の採用とリサイクル設計にこだわって製造されていることをわかりやすく解説していた。

Xシリーズ

DXシリーズ


キャビネットにノンハロゲン樹脂を採用しリサイクルが可能

スタンドに再生材を混合した樹脂を採用する
■三菱電機グループ

三菱電機は液晶テレビ“REAL”の最新モデルを展示。REALは部屋の明るさに応じて画面輝度やコントラストを自動調整する「明るさセンサー」を搭載している。強/中/弱の3段階で設定が可能だが、説明員によると「強ではノーマルでの使用時に比べて消費電力を約50%まで抑えることができる」という。そのほか視聴者の年代に応じて最適な画質に調整する「視聴者設定」や電力量の調整などを行える「節約設定」といった豊富な省エネ設定を備えている。


REALの最新モデルを展示

明るさセンサーの設定画面
■JVC・ケンウッド・ホールディングス

ビクターはデザインコンセプトモデルのスピーカー「kirikabu」を展示する。切り株をモチーフにしたユニークなデザインが特徴の本機は、キャビネットの素材にプラスチックに植物廃材を混ぜてダイオキシンの発生を抑えた「エコプラスチック」を採用するなど地球にやさしいスピーカーだ。

ビデオカメラ“Everio”も展示し、「GZ-HD40/HD30/MG330/MS100」はテープやディスクなどの使い切りのメディアを使用しない省資源や、外箱を従来より30%小さくしダンボール使用量を約12%削減したことなどを紹介している。


kirikabu

Everio「GZ-HD40/HD30/MG330/MS100」
ケンウッドからはチューナー内蔵プリメインアンプ「R-K1000-N」が展示。信号入力からアンプの最終段まで高精度な処理を行う「フルデジタルプロセッシング」を採用しており、同社のアナログアンプと比べて実動作消費電力を約45%(ノーマルモード時)、年間CO2排出量を約3.2kg削減している。

R-K1000-N

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