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パイオニア、伝送性能を高めたサラウンドヘッドホンを発売

公開日 2008/04/15 09:22
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SE-DRS3000C

SE-DRS3000Cのトランスミッター部背面

ヘッドホンスタンド部に充電機構を備え、載せるだけで充電が可能だ
パイオニア(株)は、2.4GHz帯伝送を用いたデジタルワイヤレスサラウンドヘッドホン「SE-DRS3000C」を5月中旬より発売する。価格はオープンだが、39,800円前後での販売が予想される。なお増設用のヘッドホン「SE-DHP3000」も用意。価格は26,250円(税込)で、同じく5月中旬より発売される。

本製品は2005年に発売された「SE-DIR2000C」(製品データベース)の後継機。伝送方式を赤外線非圧縮デジタル伝送から2.4GHzデジタル無線伝送方式へ変更し、壁や障害物にも遮られずに約30mの距離まで離れての使用が可能だ。

SE-DRS3000C(右)はヘッドホンを軽量化。前モデル(左)に比べコンパクトになっている

ヘッドホンに音量調整つまみも備える

ドルビーヘッドホン、ドルビープロロジックII技術を搭載するほか、MPEG2-AACのデコードにも対応する点は前モデルから継承。48ビットのプロセッシングDSPも引き続き搭載し、高精度な音場処理が可能だ。

また、周囲の電波状況を常時監視し、3つのチャンネルから干渉の少ない最適な周波数をセレクトすることに加え、データも3回送信する「3×3送信システム」を採用。電波干渉による音切れを低減する。

3×3送信システムのイメージ

デジタル入力は光端子2、同軸1の計3端子。光出力も1系統備え、スルー出力が行える。本機を使用しないときはAVアンプにスルー出力する、といった使い方を想定している。また、ヘッドホンスタンドに乗せるだけで充電が可能な「掛けて充電」機能も引き続き採用している。

ヘッドホン部はオープンエアーダイナミック型で、φ50mmユニットを搭載し、再生周波数帯域は10Hz〜24,000Hz。ハウジング部は前モデルよりやや小型化を図り、正円ではなく楕円形とすることで、耳ズレを防いでいる。

電源は従来の単3型乾電池使用を省略し、充電式リチウムイオン電池のみとすることでヘッドホン部の軽量化を実現した。

【問い合わせ先】
カスタマーサポートセンター
TEL/0120-944-222

(Phile-web編集部)

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製品スペックやデータを見る
  • ブランドPIONEER
  • 型番SE-DRS3000C
  • 発売日2008年5月中旬
  • 価格¥OPEN(予想実売価格39,800円前後)
【SPEC】●型式:オープンエアダイナミック型 ●使用ユニット:φ50mm ●入力端子:<デジタル>光角型×2、同軸方×1 <アナログ>ステレオRCAピンジャック×1 ●出力端子:光角型×1(スルー出力) ●再生周波数帯域:10〜24,000Hz ●電源:充電式リチウムイオン電池 ●質量:約350g(ヘッドホン)、約720g(トランスミッター部)
  • ブランドPIONEER
  • 型番SE-DHP3000
  • 発売日2008年5月中旬
  • 価格¥26,250(税込)