HOME > ニュース > 【A&Vフェスタ】dts Japan、「DTS-HD Master Audio」などアピール − BD盤デモディスクに来場者殺到

【A&Vフェスタ】dts Japan、「DTS-HD Master Audio」などアピール − BD盤デモディスクに来場者殺到

公開日 2008/02/23 21:15
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
dts Japanの試聴室では、「DTS-HD Master Audio」のデモが行われた。参加者にはBD盤やHD DVD盤のDTSデモディスクが配布されることもあり、入場整理券を求める来場者で会場付近は午前中から混雑していた。


デモが行われた試聴室の様子

開場から20分で既に13時までの整理券が配布終了に
取材時に行われたデモでは7.1ch音声の「ヘアスプレー」や5.1chのライブ映像を収録する「クイーン/ライヴ・イン・モントリオール '81」、5.1ch音声の「ファンタスティック・フォー」を試聴。

そのほか、独特のタッチと色彩で印象的な作品を描く画家・井上直久とスタジオジブリが組んで製作された映像画集「イバラード時間」BD盤のデモ試聴も行われた。本作品の市販BDソフト(2007年7月発売/ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント)にはDTS-HD音声は収録されておらず、今回の試聴会のためだけに作られた特別版だ。

また別室の展示デモブースでは、今年1月のInternational CESで発表されたDTSの新サラウンド技術「DTS Surround sensation」のヘッドホン試聴コーナーが設けられている。


展示ブースでは「DTS Surround sensation」のヘッドホン試聴ができる
「DTS Surround Sensation」は、2chのスピーカー、もしくはヘッドホンで自然なサラウンド再生を実現するバーチャルサラウンド技術。独自に開発したアルゴリズムを使い、拡がりのある音場、低域の補強などを行うことができる。

試聴してみると、音の臨場感、深みは増すものの、「これはサラウンドです」という大げさな主張がなく、とても自然な印象だ。聴いていて疲れない、日常生活に馴染みやすい優れたバーチャルサラウンド技術であると感じた。

(Phile-web編集部)

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

トピック