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米アップル、iTunes Storeで映画コンテンツのレンタルを開始 − 2月中に1,000作品を用意

公開日 2008/01/16 10:51
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HD/SD画質で1,000タイトルを用意する

iTunes7.6でレンタルサービスに対応
米Appleは15日、iTunes Storeにおいて、ビデオレンタルサービス「iTunes Movie Rentals」を発表した。iTunesやiPod、iPhoneやAppleTVで再生可能なビデオコンテンツをレンタル形式で提供するサービスで、主要な映画スタジオの多くがコンテンツ提供を行う。

コンテンツはHD画質、SD画質の2種類を用意。HD画質は新作が4.99ドル、それ以外は3.99ドル、SD画質は新作が3.99ドル、それ以外は2.99ドルとなる。コンテンツは、ダウンロードしてから30日以内、再生開始してから24時間以内の再生が可能だ。

コンテンツ提供は、20世紀フォックス、ウォルトディズニー・スタジオ、ワーナーブラザース、パラマウント、ユニバーサル、ソニーピクチャーズ・エンターテインメント、MGM、ライオンズゲート、ニューラインシネマらが行う予定で、2月中に1,000以上の映画タイトルを提供する予定だという。また、そのうちの100タイトル以上が、HDコンテンツにおいてドルビーデジタル5.1chを収録予定だ。


AppleTVからのレンタルも可能に
なお本サービスは、同日配布が開始された「iTunes7.6」で利用できるほか、ソフトウェアアップグレードによりAppleTVでも利用可能となる予定。AppleTVのアップグレードは1月中に実施される。

また同社は、今回のサービス開始にあわせApple TVの値下げも実施。40GBモデルを70ドル値下げし、229ドルとしたほか、160GBモデルは320ドルに価格改定した。


さらに本日、20世紀フォックスとアップルは、iTunesにおける新サービス「iTunes Digital Copy」を発表した。購入したDVDをiTunesにコピーすることが可能なサービスで、コピーしたコンテンツはiTunes Storeで購入したコンテンツと同様に、iPod、iPhoneやAppleTV、AppleTVで再生することが可能だ。対応第1弾となるタイトルは、スター・ウォーズのパロディ映画『Family Guy Presents: Blue Harvest』で、本日より販売が開始される。

(Phile-web編集部)

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