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ボーズ、充実の低音再生能力を実現したスリムなHiFiスピーカー「77WER」を発売

公開日 2007/09/27 17:25
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77WER(左)と77WER-S
ボーズ(株)は、独自の低音再生技術“アドバンスド・ウェーブガイド・テクノロジー”を採用した、スリムタイプのスピーカーシステム「77WER/77WER-S」を11月20日に発売する。


77WER(ブラック)

77WER-S(シルバー)
カラーバリエーションは2モデルで展開され、「77WER」がブラック、「77WER-S」がシルバーとなる。価格はいずれもペアで税込126,000円。

本機は同社のスピーカー「55WER(製品データベース)」にも採用されている、同社独自の“アコースティック・ウェーブガイド・テクノロジー”をさらに進化させた“アドバンスド・ウェーブガイド・テクノロジー”を採用。本体内部に合計3.6mに及ぶ3本の管(ウェーブガイド)を設け、側面とスピーカー脚部に音の出口となるポートを設けている。この構造により、豊かな低域エネルギーを創り出すとともに、エンクロージャー内部にマウントした4本のウーファーの取り付け位置と共振点を最適化することで、スリムな筐体にして広い帯域の低音再生を実現している。また本構造はバンドパスフィルターとしても機能することから、余分な高調波歪や分割振動の発生を抑え、クリアなサウンドの再現も合わせて可能にしている。


本体最上部に設置された57mm“ツィドラー”

本体下方に設けられた“アドバンスド・ウェーブガイド・テクノロジー”のポート

本体側部の“アドバンスド・ウェーブガイド・テクノロジー”のポート
ユニット構成は中高音域を受け持つ防磁型57mm口径の“ツィドラー”を1基と、防磁型の70mmウーファーを4基搭載する。57mm“ツィドラー”はフレームに放熱効果の高いアルミダイキャスト・フレームを採用するとともに、コーン紙の形状や素材を厳選している。70mmウーファーは内磁型反発マグネット方式で磁気回路を強化するとともに、ロングボイスコイルを採用することで大振幅に対応している。許容入力は80Wrms。

キャビネットの外形寸法は幅88mm、奥行き102mmのスリムデザインを実現。外装は同社のM3(Micro Music Monitor)と同じ、アルマイト塗装による質感の高い仕上げを採用する。HiFiオーディオのリスニングのみならず、薄型テレビとの組み合わせや、スタイリッシュなホームシアターにも最適なスピーカーとしている。


本機のスピーカー端子部
なお、本製品の発売以降も、スリムタイプスピーカーの既存ラインナップとなる「55WER/55WER-S」は継続して販売が行われる。

【問い合わせ先】
ボーズ・インフォメーションセンター
TEL/0120-039-780

(Phile-web編集部)

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製品スペックやデータを見る
  • ブランドBOSE
  • 型番77WER
  • 発売日2007年11月20日
  • 価格¥126,000(ペア・税込)
【SPEC】●ユニット構成:中高音用ドライバー(防磁)×1、70mmウーファー(防磁)×4 ●インピーダンス:6Ω ●許容入力:80Wrms ●入力端子:バンディングポスト ●外形寸法:88W×1205H×102Dmm ●質量:6kg ●付属品:スピーカースタンド×2