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55WER

BOSE
55WER

¥98,000(税抜)

発売:2001年12月1日
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高音質ながら幅8.5cm、奥行き10cmの超スリムなアルミキャビネット

価格はペア

オーディオ銘機賞2002 ≪銅賞≫受賞モデル

オーディオ銘機賞2002 ≪スピーカーシステム・小型部門トップ賞≫受賞モデル

ビジュアルグランプリ2002 ≪銅賞≫受賞モデル

ビジュアルグランプリ2002 ≪スピーカーシステム(小型)部門トップ賞≫受賞モデル

【SPEC】
●方式:アドバンスド・ウェーブ・ガイド ●構成:2ウェイ5ユニット ●ユニット:57mmウーファー×4、57mmフルレンジ×1(全て防磁型) ●再生周波数特性:55Hz〜20kHz ●インピーダンス:8Ω ●許容入力:60W ●入力端子:スナップイン・ターミナル、デュアルバナナ対応バナナジャック ●外形寸法:85W×1205H×98.5Dmm ●質量:5.6kg(1本) ●カラー:55WER/ブラック、55WER-S/シルバー ●付属品:スピーカーコード(4m)×2、簡易スタンド×2、転倒防止ワイヤー×2

※原則として製品発表時のデータを掲載していますので、内容・価格は変更されている場合があります。また、この製品データベースには生産・販売を休止したモデルの情報も含まれています。

テストレポート

驚きのトール&スリムさが魅力のスピーカー

スリムなスイタイリングのスピーカーが流行ってきた。中でも本命はBOSEの55WERという新鋭モデルだ。

1.2メートルの高さに比べ、幅8.5センチはいかにもスマート。だがそのスマートさの中にアドバンスドウエーブカイドという技術を用い、サブウーファーなしでも55Hzの低音域までゆうにカバーするから驚く。確かにユニットは5本とも小さな口径(5.7センチ)で、うち1本がツイーターで4本がウーファーという構成。これでぐんと余裕のある大型ウーファー並の重低音が出せるのは、わずかな空気の振動を管の内部で共鳴させるという、独自のノウハウが成功しているからだ。

サウンドはのびやかで、ボーカル帯域がすっきりヌケだす明瞭さがよい。低音から高音までのバランスが絶妙で、とても音場感豊かなのだ。こうした縦型ユニット配置のメリットは水平方向の指向性をぐんとブロードにし、ミュージック再生はもとより、映画のサラウンド再生にも好適なはずだ。

シルバーと黒の2色を用意。インテリア的にもモダンで、プラズマテレビとの相性はバッチリ。これを4本部屋のコーナーなどに置き、お洒落にマルチ再生を楽しみたいものだ。

(text:林 正儀)