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アップル、iPod全シリーズを刷新 − タッチパッドや無線LAN搭載の「iPod touch」登場

公開日 2007/09/06 07:17
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左からshuffle、nano、classic、touch
アップルは本日、iPodのシリーズラインナップを刷新。iPhoneと同様のデザインとコンセプトを採用した「iPod touch」など新機種を投入するとともに、「iPod nano」もラインナップを変更。同時に、容量を拡大した「iPod classic」も用意された。

■iPod touch

iPod touch

外見はiPhoneとほぼ同様だ

同社が米国で発売した携帯電話「iPhone」とほぼ同様のデザインとコンセプトを採用したモデル。iPhoneより薄くなったほか、外周には金属フレームではなくシルバーの縁取りがされている。

8GBモデル(36,800円/税込・以下同)と16GBモデル(48,800円)の2モデルがあり、9月28日までに出荷を開始する。Apple Storeで予約を受け付けている。

320×480ドット、3.5インチのタッチスクリーン式ディスプレイを備え、iPhoneと同様、画面をタッチしたりはじいたりすることで各種操作が可能。加速度センサーも装備し、本体の向きを自動的に感知し、画面レイアウトを変更する。照度センサーによる画面輝度の自動調整機能も備える。

IEEE802.11b/gの無線LAN機能も備える。無線LAN経由で「iTunes Wi-Fi Music Store」にアクセスし、楽曲を購入することも可能。「Safari」によるウェブブラウジングや、独自プレーヤーによるYouTube視聴も可能。

■iPod nano

「iPod nano」。写真の5色がラインナップされる

新しいiPod nanoは、4GBモデル(17,800円)と8GBモデル(23,800円)の2機種をラインナップ。すでに販売を開始している。本体色は4GBモデルがシルバーのみ、8GBモデルはシルバー/ブラック/グリーン/ブルーに加え、「(PRODUCT) RED」の計5色を用意する。

新たにビデオ再生が可能になった。アルバムジャケットを3D風に表示するCover Flowにも対応する。ディスプレイは320×240ドットに大型化。輝度も従来モデルと比べ65%向上させた。そのぶん、本体は横方向に伸びている。外装には酸化皮膜処理されたアルミニウムとステンレスが用いられている。

■iPod classic

「iPod classic」。写真のブラックモデルのほか、シルバーモデルも用意する

HDDを記録媒体に採用した、これまでのiPod Videoのラインは、容量をさらに拡大。iPod touchとの差別化戦略か、名称をiPod classicと改めた。80GBモデル(29,800円)と160GBモデル(42,800円)の2機種が用意される。すでにApple Storeで販売を開始しているが、記事執筆時点で、出荷予定日は1〜3営業日後となっている。

液晶ディスプレイは2.5インチ。インターフェースは従来と同様のクリックホイールとなる。筐体には新たにアルミニウムを採用。GUIも進化し、楽曲リストの横にアルバムジャケットを表示しながら操作することなどが可能になった。

■iPod shuffle

「iPod shuffle」。新色に更新された

デザインや機能は従来と同様。1GBメモリーを内蔵し、価格は9,800円で、販売を開始している。本体カラーが変更され、従来からのシルバーのほか、4色の新色が追加され、計5色で販売を行う。

なお、米国で行われたスティーブ・ジョブズ氏による新iPod発表の様子など、詳しいレポートを後ほどお伝えする。

(Phile-web編集部)

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