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米Sony、120Hz駆動のフルHD液晶テレビ“BRAVIA”シリーズ9モデルを発売

公開日 2007/06/07 18:57
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XBR4シリーズ
ソニーの現地法人である米Sony Electronicsは、120Hz駆動に対応したフルHDパネル搭載の液晶テレビ“BRAVIA”シリーズ9モデルを発表した。

ラインナップは“W3000シリーズ”3モデルと“XBR4シリーズ”3モデル、“XBR5シリーズ”3モデルにより構成される。それぞれ米国での発売時期と価格は下記の通りとなる。

■W3000シリーズ
・52V型「KDL-52W3000」/8月発売/4,300ドル
・46V型「KDL-46W3000」/7月上旬発売/3,500ドル
・40V型「KDL-40W3000」/7月上旬発売/2,700ドル

■XBR4シリーズ
・52V型「KDL-52XBR4」/8月発売/4,800ドル
・46V型「KDL-46XBR4」/8月発売/3,800ドル
・40V型「KDL-40XBR4」/8月発売/3,000ドル

■XBR5シリーズ
・52V型「KDL-52XBR5」/9月発売/5,100ドル
・46V型「KDL-46XBR5」/8月発売/4,100ドル
・40V型「KDL-40XBR5」/8月発売/3,300ドル

全てのモデルには共通して10bit駆動の1,920×1,080画素のフルハイビジョンパネルが搭載される。通常60コマ/秒の映像を120コマ/秒にして表示する倍速表示機能をフルHDパネルに対応させ、独自技術“モーションフロー”によりなめらかな動画再生を実現している。また各モデルともに同社が提唱している新たな色空間「x.v.Color」にも対応している。

別売の「BRAVIA Internet Video Link」対応モジュールと接続することで、AOL VideoやYahoo! video、Grouper、SPEやSony BMG Musicなどにより提供されるインターネット経由の動画・音楽コンテンツが楽しめるようになる。

インターフェースはクロスメディアバーを採用。また「BRAVIA Theater Sync」も採用しており、HDMI機器の制御機能「CEC」により、同社のBDプレーヤーやAVアンプなど他の対応機器とHDMI接続し、機器間の統合コントロールが可能になる。

発色などの調整をソニー・ピクチャーズエンタテインメントと共同で行った、映画専用の「シアターモード」を設け、質感の高い映画コンテンツの表現を可能にしている。またバックライトシステム「ライブカラークリエーション」により、鮮やかさと表現力に富んだ再現を可能にしている。

W3000シリーズは映像処理回路にBRAVIA Engine EXを搭載。“10bitパネル”の高画質を最大限に活かすとともに、DRC-MF v1.0エンジンによりスタンダード画質の映像の高画質な再現を実現する。HDMI接続時には1,080/60p、1,080/24p映像も入力できる。

XB4シリーズとXB5シリーズは、ベゼルに優美なフローディングガラスフレームを採用。XB4はレギュラーカラーのブラックのほかに、Scarlet Red/Pacific Blue/Arctic White/Sienna Brown/Titanium Silver/Midnight Black/Rose Metallic/Champain Goldの各色バリエーションを選べる。XBR5シリーズは同じくベゼル部にフローディングガラスフレームを採用しており、フレーム色はピアノブラックを採用。

ともに“モーションフロー“技術による倍速表示機能を搭載。映像処理回路にはDRC-MF v2.5エンジンを採用し、720p/1080i/1080pへのアップコンバートに対応する。

(Phile-web編集部)

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