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2006年11月24日
鈴木桂水氏が体験する「NETJUKEのある生活」 − 第2回:セットアップ開始!改めて気が付いた色んなこと
HDDとネットワークを活用するという、オーディオ機器としては新鮮なアプローチのオーディオシステム、ソニーの「NET JUKE」シリーズ。音楽CDや録り貯めたMDを内蔵するHDDに保存したり、ラジオ番組をHDDへ長時間保存ができるなど、音楽との新しいつきあい方を提案するオーディオ機器だ。基本機能については「第1回:NET JUKEのどこがスゴイのか?」を参照していただくとして、今回からは実機を使ったレビュー形式でお伝えしよう。![]() |
80GBのHDDとMDデッキを搭載した「NAS-M70HD」 |
NAS-M70HDは仕事で使っているパソコンデスクに設置してテストすることにした。いままではソニーのミニコンポ、“キューブリック”「CMT-C7NT」(2001年12月発売)を使用していたので、そちらと交換することにした。
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これまで使っていたソニーのキューブリック「CMT-C7NT」。隣はPCでラジオ録音をしようと試みたソーテックのAFiNA「RD-VH7PC」。結局、面倒になりCMT-C7NTを使いMDに録音していた | 入れ替えて「NAS-M70HD」をセットした状態。なんとかしっくり収まった |
HDDを搭載するNET JUKEシリーズなら、長時間録音が可能なので、こんなミスも少なくなると目論んだ。さらに携帯音楽プレーヤーへの転送機能を使えば移動中に録音した番組を消化できるのもありがたい。いままで録り貯めたMDもHDDに保存すれば、散らかった部屋も、ほんの少しは片付くだろう。僕にとってはかなりいいことずくめの製品に思えたのだが、実際はどうなのか、とことん使いたくなり、このコラムをはじめた訳だ。
さて、脱線話はさておき、NAS-M70HDをセットアップし始めると、CMT-C7NTに比べて、スピーカーケーブルや簡易アンテナなどのアクセサリーが貧弱なのが気になった。このあたりはオーディオ機器の文化というよりは、価格競争でもまれることで、目立たないところにはお金がかけられない、パソコン周辺機器的な思想を感じる。
設置が完了したら配線が待っている。ネットジュークは名前のとおりインターネットに接続して使用するミニコンポなので、すべての機能を利用するにはインターネットへの常時接続環境が必要だ。写真は背面のLAN端子にケーブルを接続している状態。LANケーブルを這わすのが嫌ならバッファローの無線LAN USB2.0用アダプタ「WLI-U2-KG54」と対応するワイヤレス機器を使って、LANケーブル無しでインターネットへの接続も可能。ワイヤレス接続については後日お伝えする予定だ。
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本体の背面にはLAN端子がある | ワイヤレスLAN用の子機を購入すればネットへのワイヤレス接続も可能になる |
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本機付属のFMアンテナ | アンテナ接続をしようとしたところ問題発生。付属の簡易FMアンテナがあまりにも“簡易”すぎた。これではいい音でFMは聴けそうもない | DXアンテナのテレビコンセントプラグ「HP-73/7ーB」 |
次はスピーカーの接続だ。ただ、このスピーカーケーブルもちょっと…。NAS-M70HDの本体にはS-MASTER デジタルオーディオアンプまで入っているのだが、そのクオリティーをこの簡単そうなケーブルで伝えられるのだろうか?スピーカーケーブルをより良い物に交換したいと考えるユーザーのために、端子部には一工夫が欲しかった。
スピーカー、ネットワーク(LAN)、ラジオアンテナの接続が完了し、よやく本体の電源スイッチへ手を伸ばす。メニュー画面など、テレビ録画機のHDD&DVDレコーダーに似ているので、初めて起動したときは対話式のセットアップガイドが始まると思っていた。画面の「住んでいる地域はどこですか?」「ネットワークはつながっていますか?」などと言う質問に「はい」「いいえ」で答えると、セットアップが完了する“あれ”だ。
しかい、やはりオーディオの文化なのか、そんな補助機能は一切無い。その割に設定することは多いので、マニュアルを片手にセットアップを行った。多機能故に、設定する項目が多いのだから、ガイド機能の導入など、検討するべきだろう。
作業を進めてチューナーの設定にさしかかったときに、大きな壁が出てきた。どうも「Any Music」というサービスに加入しないと一部の機能が使えないようなのだ。どうしよう。ここで今週はタイムアップ。
次回は「Any Music」とラジオ録音についてお伝えしよう。
■ネットワーク&チューナーの「初期設定」フォトレポート
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接続が完了したらネットワークの設定をはじめる | 有線LANによるネットワーク設定を選択 | 「さぞ、面倒だろうなぁ」と覚悟をしていたら、あっさりと開通した |
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次にラジオの設定だ | チューナーの初期画面。設定前なので放送局名はでないようだ | リモコンのファンクションボタンを押すとメニューが開き、そこから「チューナー」アイコンを選択する |
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チューナーの音を録音するときのフォーマットを設定する。僕はウォークマン以外の音楽プレーヤーも使うのでMP3を選んだ。ウォークマンユーザーは、音質の良いATRAC3plusを選択すればいいだろう | いよいよチューナーの設定だ。操作画面のインターフェイスはまるで「スゴ録」などのHDD+DVDレコーダーのよう | これなら、自動的に放送局を選択して、設定完了…と思っていたのだが |
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「Any Music」に入会しないとオンエア情報の表示がされないという。え?Any Musicって有料なの?うーん困った |
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元産業用ロボットメーカーの開発、設計担当を経て、現在はAV機器とパソコン周辺機器を主に扱うフリーライター。テレビ番組表を日夜分析している自称「テレビ番組表アナリスト」でもある。ユーザーの視点と元エンジニアの直感を頼りに、日経BP社デジタルARENAにて「使って元取れ! ケースイのAV機器<極限>酷使生活」、徳間書店「GoodsPress」など、AV機器を使いこなすコラムを執筆中。
>>鈴木桂水氏のブログはこちら
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