HOME > ニュース > ビクター、フルHDの3CCDカメラシステムを開発 −FUJINONレンズ搭載、CEATECに出展

ビクター、フルHDの3CCDカメラシステムを開発 −FUJINONレンズ搭載、CEATECに出展

2006/09/29
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

IFA2006に出展されたフルHDのEverio試作機

日本ビクター(株)は、FUJINONレンズを搭載し、フルHD(1,920×1,080)解像度の3CCD撮像素子を備えた「フルハイビジョン3CCDカメラシステム」を開発したと発表した。

本システムを搭載した試作機を、10月3日から開催するる「CEATEC JAPAN 2006」の日本ビクターブースに参考出展する。

なお、今年の「IFA2006」のJVCブースでは、EverioのフルHDモデルが公開されていた(関連ニュース)。CEATECに出展されるものは、このモデルである可能性が高い。

開発した試作機には、新開発の“HD専用1/5 インチ16:9プログレッシブスキャンCCD”3枚を使用し、斜め方向に画素をずらす“斜め画素ずらし構造”を採用している。3CCDプリズムは、発売中の「GZ-MG505」と同様、3つのCCDを6軸度全てに高精度調整を行った上で強固に固定している。

またレンズには、フジノン(株)の「FUJINON レンズ」を採用。非球面レンズを3枚使用し、ズーム全域でHDにふさわしい高い光学性能を実現している。非球面レンズのうち1枚は高屈折率硝材を使用し、明るさをテレ端とワイド端で維持しながらレンズの小型化を実現。さらに、放送局用HDレンズと同じ「NEW EBC(Electronic Beam Coating)コート」を採用し、レンズ表面の不要な反射を抑え、有害なフレアやゴーストを大幅に低減させている。

【問い合わせ先】
日本ビクター(株)
コーポレート コミュニケーション部 広報グループ
TEL/045-450-2951

(Phile-web編集部)

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

トピック