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FHP、業界初の55V型フルHD PDPを開発 来夏に供給開始

2005/09/30
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富士通日立プラズマディスプレイ(株)は、55V型のサイズでフルHD(1920×1080画素)を持つPDPモジュールを開発した。2006年夏の供給開始を予定する。

従来のWXGA比2倍に相当する高密度セル(各セルの面積:0.21x0.63mm2)のリブ・電極形状及び放電ガス組成を新たに設計し、フルHD化に伴う輝度・発光効率の低下を改善。また微細セルの安定形成プロセス技術の確立により、フルHD解像度ながら高輝度・高効率なパネルを実現した。

このパネルに加え、従来比1.3倍の高速駆動技術を施したことにより、ピーク輝度1000cd/m2を実現。さらに、新開発の高コントラスト駆動「フルブラック駆動」技術により、背景輝度を大幅に低減し、暗室コントラスト5000対1を実現した。

また、動画と静止画を適応的に信号処理する独自のアルゴリズムを更に発展させ、階調性と動画品質を改善。高コントラスト・207万画素表示と最適なマッチングを図ることにより、引き締まった黒表現と繊細な動画再生を両立しさせた。

このパネルは、10月4日から開催されるCEATECの日立製作所ブースで展示される。

(Phile-web編集部)

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