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三菱、最新0.65型パネルを搭載したDLPプロジェクターなど2モデル発売

公開日 2005/08/24 18:30
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三菱電機(株)は、DLP方式プロジェクターの新製品として、0.65型の最新DMD素子を搭載した「LVP-HC3000」と、LVP-HC900Jのマイナーバージョンアップ・モデル「LVP-HC910」を発売する。両製品の詳細は以下の通り。



LVP-HC3000

リモコンは自照式
LVP-HC3000 399,000円 11月上旬発売

HC300は、1280×768ドットの0.65型DMD素子を初めて搭載したDLPプロジェクター。1280×720ドットのハイビジョン表示が可能なほか、PCから入力したXGA(1280×768ドット)の映像の表示にも対応している。

パネルドライバーには、IP変換、スケーラーまでを10ビット処理する新開発のドライバーDDP-3020を採用。1024段階の階調表現が可能となるなど、高度な画像処理能力を獲得した。


赤の再現性をアップ

DDP-3020の採用で基板の小型化も実現
レンズには「電動アイリスレンズ」を採用。アイリスの開閉はリモコンで行うことが可能だ。オールガラスの高精細レンズも採用し、コントラスト比は4000対1を実現した。

カラーホイールはRGBの6セグメント。Rの面積を広く取ることで“深紅の赤”を実現しているという

映像調整機能も多数用意した。シネマスコープソフトの上下の不要な映像領域をカットして投射する「シャッター機能」や、下面を上下に移動する「映像ポジション」のほか、黒側/中間調/白側と3段階独立して補正が可能なガンマ補正機能、入力映像のオーバースキャン率を可変できる機能などを搭載している。

本体背面にはHDMI入力を用意したほか、電動スクリーンとの連動を可能にするスクリーントリガーを採用した。



LVP-HC910

こちらも自照式リモコンを付属
LVP-HC910 294,000円 9月10日発売

LVP-HC900Jでの改善要望を満たしたマイナーバージョンアップ・モデル。解像度は1024×576。コントラストは4000対1で、輝度は1000ルーメン。


ホイールにホワイトを入れることで明るさをアップ
26dBの静音性を実現したほか、電動アイリスの開閉状態が確認できる仕様とした。RGBにホワイトを追加したカラーホイールは、コーティングの設計を見直すことで赤の再現性を高めている。

また、HC900Jではオプションとして用意していた吸気フィルター「FIL400」を本製品では標準で同梱する。

【問い合わせ先】
三菱電機株式会社 京都製作所
TEL/075-958-3090

(Phile-web編集部)

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製品スペックやデータを見る
  • ブランドMITSUBISHI
  • 型番LVP-HC3000
  • 発売日2005年11月上旬
  • 価格399,000円
【SPEC】●パネル解像度:1280×768ドット ●輝度:900ルーメン ●コントラスト比:4000対1 ●ランプ:200W ●入力端子:コンポジット×1、Sビデオ、コンポーネント×2、RGB×1、HDMI×1 ●消費電力:280W ●外形寸法:310W×100H×245Dmm ●質量:2.9kg
  • ブランドMITSUBISHI
  • 型番LVP-HC910
  • 発売日2005年11月上旬
  • 価格294,000円
【SPEC】●パネル解像度:1024×576ドット ●輝度:1000ルーメン ●コントラスト比:4000対1 ●ランプ:200W ●入力端子:コンポジット×1、Sビデオ、コンポーネント×2、RGB×1、DVI×1 ●消費電力:280W ●外形寸法:310W×100H×245Dmm ●質量:2.9kg