IFA2009レポート

三菱電機のフルHDシアター満開 − フルHD DLPプロジェクター「LVP-HC3800」を公開

Phile-web編集部・山本
2009年09月05日
三菱電機はDLPプロジェクターの新製品となる「LVP-HC3800」を出展。液晶フルHDプロジェクター「LVP-HC6800」と合わせて、特設シアタールームで最新モデルの試写を大々的に行っている。

三菱電機のブースにてお披露目された「LVP-HC3800」

最新液晶フルHDプロジェクター「LVP-HC6800」をフィーチャー

三菱のブースに足を運ぶと映画『スター・トレック』とのタイアップによる華やかな特設シアターが目に飛び込んでくる。会場には最新フルHDプロジェクターの映像が体験できる2つのシアタールームが用意され、HC6800は1時間に2回のタイムスケジュールでデモを公開。

映画『スター・トレック』の華やかなデコレーションが目を引く三菱電機のブース

HC6800のデモンストレーションブースを設置


フル稼働のLVP-HC6800
取材時にデモを体験することができたが、DALIのスピーカーで固めた7.1chサラウンド環境のなか、『インディ・ジョーンズ/ クリスタル・スカルの王国』『ドリームガールズ』『ビー・ムービー』など、数本のBD映画コンテンツ本編の映像により、HC6800の実力を堪能することができた。


シアタールームにはスチュワートの123インチスクリーン、DALIの7.1chスピーカーを投入
また、別室ではフルHDプロジェクターのラインナップ最新モデル「LVP-HC3800」の映像をいち早く確認することができる。


同社の新しいスタンダードなフルHD機としてラインナップに加わる

背面端子部
HC3800は0.65型DMDチップ「DarkChip2」を採用した単板DLPプロジェクター。解像度は1,920×1,080のフルHD表示に対応しており、上位の「LVP-HC7000」「LVP-HC6800」(関連ニュース)に続く同社のホームシアター用プロジェクターのラインナップに新しく加わる入門機だ。※本稿記事初出時にLVP-HC3800が搭載するDMDチップを0.65型「DarkChip3」と紹介しておりましたが、正しくは「DarkChip2」となります。関係者、読者の皆様にご迷惑をお掛け致しましたことを深くお詫び申し上げます。

全世界で好評を博したDLPプロジェクター「LVP-HC3000」シリーズを始めとする、同社の720pタイプを愛用するユーザーの買い換え需要をターゲットにしたモデルであるという。ヨーロッパでの販売価格は1,390ユーロが想定されており、同社では手頃な価格でフルHDシアターが楽しめるハイCPモデルとしての位置づけで魅力を訴求していく考えだ。なお、日本国内では11月20日の発売を予定しており、価格は20万円を切る設定が予想されている。

レンズは前機種の「LVP-HC3100」が光学1.2倍の手動ズームレンズを搭載していたのに対して、本機ではズームの比率を光学1.5倍に強化。3群14枚構成のオールガラスレンズ採用の光学エンジンを搭載する。レンズシフトは非搭載、レンズズームとフォーカスは手動としている。スクリーンサイズと投写距離のスペックは「LVP-HC3100」に同じ、ワイド端時は3.6mで100インチのスクリーン投写が可能だ。

カラーホイールはRGBRGBの6セグメント。投写映像の彩度とゲインが調整でき、エントリー機ながらユーザーが細かく画質調整をできる仕様となっている。ネイティブコントラストは3,300対1、明るさは1,300ルーメンを実現している。

筐体のカラーは光沢仕上げのブラックとし、高級感を持たせている。端子部は全て本体の背面に配置されており、HDMIが1系統のほか、コンポーネント色差、S映像、コンポジットのほかPC入力も1系統ずつ備えている。HDMIはVer.1.3対応で、DeepColorやx.v.Colorの映像信号にも対応する。

レンズはHC3100では本体のセンター配置としていたが、本機では向かって右側にシフトして配置されている。別売の天吊りオプションも用意されており、HC3100のオプション金具に装着することで、前機種のユーザーは手軽にレンズの位置をスライドさせて天吊り設置することができるようになっている。

LVP-HC7000のホワイトモデルも参考出品。ドイツでのニーズを受けて作られたカスタムカラーモデル

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