ビクター、VHS+HDD+DVDレコーダーなど“快録LUPIN”シリーズ3機種を発表

●日本ビクター（株）は、HDD搭載DVDレコーダーの新シリーズとして、DVDマルチドライブを搭載した“快録LUPIN”3機種を6月中旬より順次発売する。各製品の概要は以下の通り。

VHS+HDD+DVDレコーダー
「DR-MX1」HDD:120GB　\OPEN（予想実売価格113,000円前後）7月下旬発売

HDD+DVDレコーダー
「DR-MH50」HDD:250GB　\OPEN（予想実売価格116,000円前後）7月下旬発売
「DR-MH30」HDD:160GB　\OPEN（予想実売価格84,000円前後）6月中旬発売

本日、新製品発表会が都内にて行われた。発表会に出席したAV&マルチメディアカンパニー技術統括部長兼商品企画部長の並木康臣氏は、2004年のDVDレコーダーの国内市場予想が350万台に達すると予想しているとし、HDD+DVDにVHSを一体化させたモデルが今後需要を高めるのではないかと語った。そして今回の製品は、ユーザーが持つ「長時間録画」「高速ダビング」「全ての規格での録画」などのニーズを満たしたものであると述べた。

各製品ともDVDマルチドライブを搭載し、DVD-RAM/-RW/-Rの記録に対応したハイブリッドレコーダー。「DR-MX1」はVHSデッキを一体化し、6WAYダビングを実現した。各モデルともFR480モードで録画した番組の場合、HDD→DVD-Rのダビングは最大32倍速。

新開発の「インテリジェント2パスエンコード」の搭載により、HDD→DVDの高画質ダビングを実現した。本機能は、HDD録画時に自動的に映像情報を解析。そのデータを元に限られたディスク容量の中で最適なビットレート配分を行うことで、高画質なダビングを可能にしている。また、「スーパーMPEG-2プロセッサー」を搭載したことにより、記録時・再生時ともに高画質で映像を処理することが可能となった。

「DR-MX1」「DR-MH50」には電子番組表(EPG)「G-GUIDE」を採用。スポーツ番組の延長時間を考慮してその後放送される番組の予約を自動的に最大120分延長する「スポーツ延長」機能や、キーワードやジャンルなどを登録しておくだけで、設定条件に合った番組を自動的に検索/表示する「番組お知らせ機能」などを搭載した。

またVHS一体型の「DR-MX1」は、S-VHSの高解像度約400本を保ったままダビングできる「S-VHSダビング」機能を搭載。HDD/DVDとVHS部に独立した地上波Wチューナーを搭載しており、HDD/DVDとVHSとで2チャンネル分を同時録画することが可能だ。

【問い合わせ先】
日本ビクター（株）
お客様ご相談センター
フリーダイヤル：0120-2828-17

（Phile-web編集部）