ニコン、独自開発イメージセンサーを搭載したプロ用デジタル一眼レフカメラを発売

D2H

●（株）ニコンの子会社であるニコンカメラ販売（株）より、プロユーザー向けのデジタル一眼レフカメラ「D2H」が新たに発売される。発売時期は10月下旬を予定しており、価格は49万円となる。

本製品には同社が独自開発した撮像素子である、有効画素数4.1 メガピクセルのJFETイメージセンサー「LBCAST（エルビーキャスト）」が採用された。クイックレスポンス、低消費電力、総合画質性能の向上が併せて実現されている。高速連続撮影は、秒間8コマ、最大40コマを実現。レリーズタイムラグも37msの超高速化を実現し、電源スイッチをオンにすれば瞬時に撮影できる。USB2.0の採用による撮影画像の高速データ転送や無線LANによるデータ転送にも対応した。

また、新開発の画像信号処理エンジンによる総合画質性能の向上を実現。高速・高精度の11点測距新AFシステムや15万回のレリーズテストに耐える高耐久性シャッターユニットが搭載された。ボディについては防滴・防塵性能をさらに高めたマグネシウムボディを採用し、信頼性・堅牢性・操作性をさらに高めている。

本製品の発売と同時に、ニコンDXフォーマットのデジタル一眼レフカメラに対応する小型・軽量の交換レンズ「DXニッコール」シリーズ2本と、新調光システムを採用したスピードライト「SB-800（60,000円）」が発売される。

【問い合わせ先】
ニコンカスタマーサポートセンター
TEL/0570-02-8000

（Phile-web編集部）