10月17日から

音楽配信サイト「mora」でハイレゾ音源取り扱い開始

2013/09/26 ファイル・ウェブ編集部
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レーベルゲートは、音楽配信サイト「mora」において、192kHz/24bit FLAC形式のハイレゾ音源配信を10月17日より開始する。

moraのハイレゾ配信開始イメージ。画面上部に「ハイレゾ」メニューが追加される

商品形態はアルバムまとめ売り/単曲売りの両方に対応。中心となるのはアルバムまとめ売りで、サービスイン時には約600のアルバムタイトルを揃える予定。3,000円前後の価格帯が中心になるという。昨日発表されたハイレゾ対応ウォークマン「NW-ZX1」「F880シリーズ」からの直接購入もできる。

実際の画面イメージ

ユニバーサルミュージック、ワーナーミュージック・ジャパン、ソニー・ミュージックエンタテインメントなどの主要音楽会社が賛同しており、作品数は順次拡充していくとしている。

なお、ハイレゾ音源配信も基本的にはmoraの従来サービスの基本仕様に沿っており、クレジットカードや電子マネー等の決算手段に対応するほか、mora IDを使用すれば1回の購入で10回までのマルチダウンロードが可能。ソニーが提供するPC用ソフトウェア「Media Go」を使用すれば、直接購入やダウンロード、管理、ウォークマンへの転送などが行える。

本日ソニーが開催したハイレゾ商品群の発表会には上記レーベル幹部も駆け付けて本件にコメント。ワーナーミュージック・ジャパンはジェフ・ベックやレッドツェッペリン、そして傘下のパーロフォンレーベルに所属するピンクフロイドやディープパープルなど、ユニバーサルミュージックでは上原ひろみやジョン・コルトレーン、そしてソニー・ミュージックエンタテインメントはいきものがかりやスキャンダルなどの邦楽ラインナップと、それぞれが持つ様々なメジャーアーティストたちの楽曲をハイレゾで提供していきたい考えを示した。

発表会場でのデモで使用されていたハイレゾ音源

左手奥からユニバーサルミュージック 小池氏、ワーナーミュージック・ジャパン 石坂氏、ソニー 高木氏、ソニー・ミュージックエンタテインメント 森田氏

さらに、ハイレゾ再生に関するナビゲーションサイト「ハイレゾリューション・オーディオゲート」をソニーマーケティングが同じく10月17日から開設。moraだけでなくe-onkyo music、OTOTOYとも連携し、ハイレゾに興味を持つユーザーに対して横断的に、様々な音源購入への導線提供やハイレゾ機器の紹介を行っていく。

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