新製品批評

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実質的な高画質へのアプローチが、この優秀機を生んだ

本機は、ホームシアター最大のプログラムソース、DVDの再生に焦点を定めた製品だ。

3板式の液晶プロジェクターで、心臓部の液晶パネルは、525pのプログレッシブ映像に対応した 0.7型SVGAワイドパネル(16:9)。このクラスの商品では、初めての搭載である。画素数は約124万画素。BSデジタル放送の750P/1125iの映像は簡易再生となる。このパネルと120W対応のUHMランプの組み合わせで、輝度 700ルーメン、500:1 のコントラストを実現しているが、家庭用のプロジェクターでは、いずれも、十分な値である。

 
本機に搭載された0.7型SVGAワイドパネル(16:9)。525p映像の入力に対応する。これまでは高級プロジェクターにしか搭載されていなかったものだ

投写可能な画面サイズは40〜200 インチだが、実際には40〜80インチでの使用に適する。短焦点型レンズ(→)の採用で、狭い部屋で大画面が得られることも大きな特徴だ。6畳間で、80インチのスクリーンサイズが実現出来ることは、これからの小型フロントプロジェクターの必須条件を満たしたものだ。

 

  外観と仕上げは実質的だが、細かい部分での好ましい工夫がある。2枚羽構造のファン(←)を使い、風切りノイズを低減する(約30dB)と同時に、ファン穴からの光漏れを防いでいることなどはその好例である。全体はA4サイズ、2.7Kg の軽量に纏められており、持ち運び、セッティングは簡単にできる。