デノン プロダクトレビュー
素直でヌケの良いサウンド 本格派サラウンドが楽しめる
フロントサラウンンドシステム
DHT-FS5
¥68,250(税込)
レポート/林正儀
素直でヌケの良いサウンド 本格派サラウンドが楽しめる
デノンの一体型フロントサラウンドシステムだ。薄型テレビにフィットするコンパクトサイズで、ブラックとシルバーの2色を用意している。「X-Spaceサラウンド」技術を搭載し、8センチ・フルレンジのスピーカー6個を利用して、5.1chサラウンドを生成する。音場効果を選択できる音声モードも備え、ムービー、ステレオ、ミュージック、ニュースの4モードを用意している。
内蔵アンプは20W×4+50Wで、ドルビーデジタルやDTS、AACなどの各デコーダーも搭載。文字どおりの自己完結スタイルだ。
本体はラック内やテレビの前にセットでき、フットは着脱式なので壁掛けにも対応。HDMI端子は非搭載で光デジタルかアナログでの接続だが、面倒なセットアップ操作もなく、部屋の広さ、視聴距離に合わせて3パターンの視聴設定から選択するだけだ。
まずCDソースを試聴した。ステレオモードはクリアでヌケがよく、素直なボーカルのニュアンスが好ましい。ハンク・ジョーンズなどの音楽CDをミュージックモードで聴くと、適度な残響と広がり感が心地よい。低音を増強するS.D.B機能は、使用するとボトムの輪郭がややぼやける。しかし、重心が下がり、広がりと奥行感のバランスは向上するので、これは映画ソースの方が効果的だろう。サブウーファーを接続するプリアウト端子があるので、必要に応じて低音を強化することも可能である。
リモコンもシンプルで使いやすく、手頃な価格で本格的なサラウンドが楽しめるモデルだ。

【SPEC】
【SPEC】●実用最大出力:100W+100W(4Ω) ●USB端子:前面2、背面2 ●IEEE1394:背面1 ●LAN:10/100/1000BASE-T ●音声入力端子:デジタル2、アナログ2 ●音声出力端子:デジタル2、アナログ1 ●外形寸法:205W×155H×388Dmm ●質量:10.8kg ●問い合わせ:(株)デノン コンシューマーマーケティング TEL/044-670-6612