大学在学中からオーディオ専門誌への執筆をはじめ、55年を越える執筆歴を持つ大ベテラン。低周波から高周波まで、管球アンプからデジタルまで、まさに博覧強記。海外のオーディオ事情にも精通し、常に最新情報を追い続けているなどオーディオ界の「百科事典」的存在である。歯に衣を着せず、見識あふれる評論に多くの支持者を得ている。
東京・江古田生まれの江古田育ち。日本大学芸術学部放送学科卒業後、インド、アフガニスタン、中近東を友人と車で1年かけて回り、自作の録音システムで音楽収集を行う。このときの音源は日本コロムビアから4枚組のLP『オリエントの民族音楽』として発表され、昭和44年度文部省主催芸術祭優秀賞を受賞している。オーディオ誌への執筆は、20代からスタート。その的確で筋の通った評論は、長期に渡って多くのオーディオファンに支持されると同時に、オーディオ界に多大な影響を与えている。
慶應義塾大学法学部政治学科卒。フリー編集者を経て、オーディオ評論、音楽評論、翻訳等を手がける。オーディオのほか、時計やカメラなど機械全般に造詣が深く、趣味に留まらないその知識は評論にも反映されている。また、『クラシックジャーナル』（アルファベータ）誌では初代主筆を務めた経歴も持ち、クラシック音楽にも深く精通しているなど音楽評論家としても活躍する側面を持つ。
東京都大田区出身。慶應大学法学部・大学院修了。有名オーディオメーカーの勤務を経て、翻訳(英語)・オーディオ評論をはじめる。神奈川県葉山に構える自宅視聴室でのシビアな評論活動を展開、ハイエンドオーディオはもちろん高級オーディオケーブルなどの評価も定評がある。主な著書は『デジタルオーディオのすべて：ＤＡ変換技術をわかりやすく解説』（電波新聞社刊）。
音元出版にてオーディオ・ビジュアルの専門誌「AV REVIEW」編集長を務めた後、日本初の定期刊行ホームシアター専門誌「ホームシアターファイル」を刊行。その後、評論家として独立し、オーディオビジュアルとホームシアターのオーソリティとして活躍中。講演や全国系新聞での執筆、テレビ出演などもこなす。2019年よりVGP審査員長に就任。エントリーからハイエンドまで数多くの製品に対して深い造詣を持つ。
70年代の日本ジャズ界を支えたジャズレーベル、スリーブラインドマイス（TBM）レコードを経て、オーディオ評論家としての活動をスタート。ホームオーディオ／カーオーディオを問わず、幅広いフィールドにて広い見識を生かした評論活動を行う。自身のレーベル、ウッディクリークほかさまざまなレーベルで高音質ディスクの企画や制作にも携わる。多くのアナログテープ・コレクションも所有し、日々音楽を良い音で楽しむことの魅力をファンに伝え続けている。
1960年東京生まれ。法政大学文学部哲学科卒業。オーディオ評論家、ライター、ラジオディレクターなど幅広い分野でマルチな活動を展開。ラジオのディレクターとして2000組以上のミュージシャンゲストを迎え、レコーディングディレクターの経験も持つ。ホームオーディオのほかカーオーディオへの見識も深く、有力アワードの審査員も担当。自宅リスニングルームのシステムも日々アップデートをし、アクセサリー類を駆使したクオリティアップを日夜研究し続けている。
北海道札幌市生まれ。父の影響を受け、オーディオに興味を持つ。スタジオ機器のセールスエンジニアを経た後、オーディオの魅力を若い世代にも伝えたいと評論の世界へ。ブランドの音やその背景にある技術、そしてその結果誕生するデザインの魅力を深く掘り下げるスタイルで厚い支持を獲得している。また自宅リスニングルームには、アナログからハイレゾまでに対応する2つのオーディオシステムを構築。日々、音楽からいかにして感動を得るかを研究し続けている。
東京三鷹生まれ。小学高学年時代に突然電子回路に興味を持ち、真空管ラジオの自作から高校時代にステレオアンプの製作にエスカレート。大学では電子工学系を専攻した後、報道関係の技術部門に携わる。サラリーマン生活中の1970年から「電波科学」にてオーディオアンプの製作などを執筆。1976年「季刊・オーディオアクセサリー」の創刊に参加し、1985年フリーに転身。アクセサリーを重視したオーディオシステムの確率に大きな影響を与えた。検証をベースにした厳しい視点が、読者との信頼関係を結ぶ絆になるというのがポリシー。
神奈川県横浜市出身。東京都立大学理学部卒。在学時は原子物理学を専攻する。出版社勤務を経て、音楽の勉強のためドイツで１年間過ごす。帰国後より、デジタルAVやホームシアター分野の専門誌を中心に執筆。海外のオーディオショウへも積極的に出かけ、世界のオーディオの最新事情にも精通する。自身もコントラバス奏者としてオーケストラで演奏をするなど、趣味の枠を越えてクラシック音楽の知識も深く、その視点はオーディオ機器の評論にも反映されている。
北海道にて90年もの歴史を誇る老舗。ハイファイオーディオへは1953年より注力しはじめ、以来北海道のオーディオマーケットを牽引し続ける存在となっている。三代目となる同氏は、パイオニア、オーディオユニオンを経て1987年に同店を継承。以来30年以上にわたり、オーディオマーケットを第一線で見つめ続けている。同店が主催する「北海道オーディオフェア」も毎年大盛況を見せるなど、その影響力は年々大きなものとなっている。
関西を中心に展開する大型家電量販店、上新電機。大阪の電気街、日本橋でんでんタウンのほぼ真ん中に店舗を構える日本橋1ばん館は、高級オーディオ／オーディオアクセサリーの品揃えで多くのファンから愛される店舗となっている。朝倉氏は、老舗オーディオ店の店長を経て上新電機へ。自信も根っからのオーディオファンとして知られ、訪れるユーザー達からも大きな支持を獲得している。
広島を中心として全国規模で展開する大型家電量販店、エディオン（旧社名デオデオ）。数ある全国規模で展開する量販店のなかでもオーディオへの熱心な取り組みで知られる同店にて、長年にわたりハイファイオーディオを担当。ひとりの熱心なオーディオファイルとして日々お客様とダイレクトに向き合い、本当に楽しめるオーディオシステムを提案し続けている。
九州を代表するオーディオ専門店、マックスオーディオ。「私は音楽で旅をする。」と掲げ、国内外ブランドのエントリークラスからハイエンドクラスまで幅広い品揃えを誇る。現在は小倉本店、福岡店のほか定期的にジャズやクラシックのライヴを行う音楽館Twilightをオープン。大原氏自信は、電機と音楽に魅せられオーディオの道へ。以来40年以上にわたり、オーディオマーケットの第一線に立ち続けてる。
1941年にユニオン商会を創業以来、80年近くに渡り音楽とオーディオに関わり続けるディスクユニオン。「オーディオユニオン」は1969年に本格的なオーディオ専門店としてスタートし、いまなお熱心なオーディオファン達に愛されている。渋谷氏は、そんな同社にてハイエンドオーディオ部門を担当してきた責任者。音と音楽に対する豊富な経験と見識で、優れたオーディオ機器をユーザーへ紹介する。
「選り抜いた世界の＜音＞をお届けする」というスローガンのもと、アナログから最先端のネットオーディオまでを扱う秋葉原の老舗オーディオ店。現在はSound 110（第2店）、第3店のふたつの店舗とオンライン販売サイトを展開し、信頼の置けるオーディオ専門店として多くのオーディオファイルから支持を集めている。2012年より代表取締役社長を務める鈴木氏は、長年にわたってオーディオマーケットの第一線で活躍。明確なポリシーで現在に至るまで名店テレオンを牽引し続けている。
音楽を心豊かに楽しめる環境づくりのために、空間設計から提案する有力オーディオ専門店。従来のオーディオファンはもちろんのこと、若年層へ向けたさまざまな試みも展開する。野田怜男氏は、2019年より同社代表取締役社長に就任。若い感性で提案されるオーディオスタイルは、今後のマーケットを形作る展開として高い注目を集めている。
大阪は日本橋にて、長年に渡り優れたオーディオ機器を紹介し続ける、オーディオ専門店。専門店としての歴史は50年を超え、国内外、エントリーからハイエンドまで豊富に取り扱う品揃えで、大阪の有力販売店として君臨し続けている。最先端のオーディオ機器／技術にも造形が深く、特にネットオーディオ分野に置けるノウハウは全国でも有数のもの。
神奈川県に本社を構える大型家電量販店、ノジマが展開するハイファイ・オーディオ専門店。相模原のノジマ本店に加え、藤沢、横浜、幕張の3店舗を有力ショッピングモール内に構えるなど、量販店ならでは店舗展開を実施。オーディオに対して知見に優れたスタッフが揃い、初心者でも気軽に入れる売り場づくりで高い人気を集めている。オーディオ銘機賞の審査員のなかでも最年少となる松野氏ならではの感性は、審査会でも非常に大きな影響を与えている。
長野県松本市に店舗を構えるオーディオ専門店の名店。長年にわたりオーディオマーケットの最前線に立ち続け、時代の変化を捉えながらアナログからデジタルまで、幅広いオーディオスタイルをユーザーに提案し続けている。また、「信州ハイエンドオーディオ&ビジュアルフェア」を主催するなど、オーディオの魅力を日々積極的にアピール。オーディオマーケットにおけるキー店として、全国にその名を轟かせている。