公開日 2018/03/14 17:06

Fitbit、最大4日間の連続使用が可能なブランド最軽量スマートウォッチ「Versa」

シンプルなデザインと操作性を両立
編集部:川田菜月
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フィットビットは、スマートウォッチ「Fitbit Versa(フィットビット ヴァーサ)」を発表した。通常モデルの価格は28,490円(税込)、スペシャル・エディションは31,320円(税込)で、日本での発売は2018年第2四半期頃を予定している。

「Fitbit Versa」

Fitbit Versaは、最大4日間持続するバッテリーを備えたフィットビットのスマートウォッチの中でも最も軽量なモデル。最大輝度1,000nitと明るく鮮明なタッチスクリーンを搭載し、本体は超極薄のアルマイト処理を施したケーシングとなだらかな傾斜角度で、高い耐久性と様々な腕のサイズにフィットして長時間でも快適な装着感を実現するとしている。

最大4日間持続するバッテリーを装備

24時間365日の心拍数を計測し、Fitbit Coachによる画面上でのパーソナルワークアウト表示や、15以上のエクササイズモード、GPS、水深50メートルまでの耐水性を備えたスイミング・トラッキングなどを装備。また睡眠ステージの自動記録など、健康とフィットネスの機能面でも強化も図っている。

スマホとの連携機能も強化。アプリや電話、カレンダー、メッセージの通知を手元で確認できるほか、2018年春以降には、Android端末であれば事前に入力したメッセージ、またはカスタマイズの返信機能でテキストメッセージやメッセンジャーアプリの返信も可能になる。

Androidスマホであればクイック返信機能も利用できる

本体に300曲以上の楽曲保存ができ、Bluetoothイヤホン/ヘッドホンと接続して音楽再生も可能。音楽ストリーミングサービス「Deezer」と連携して、パーソナル化サウンドトラック機能「Flow」で選曲された楽曲などを楽しむこともできる。本機能はFitbit Versaのほか、「Fitbit Ionic(関連ニュース)」でも利用可能となる。

本製品の発売と合わせて、同社スマートウォッチ向けOS「Fitbit OS 2.0」の提供も開始。日/週毎の健康状態とフィットネスの状況やアクティビティ履歴、心拍数などを表示する「デバイス・ヘルス・ダッシュボード」を搭載し、よりシンプルかつ直感的に健康状態やフィットネスデータにアクセスが可能となる。今後はリマインダーやお祝い、ログ機能、睡眠サマリーなどの個人データを基にして行動を促進する機能を提供開始予定で、「さらなるパーソナル化を実現していく」としている。

Fitbit OS 2.0により操作性を向上。よりシンプルに各データなどへアクセスできる「デバイス・ヘルス・ダッシュボード」を搭載する

また、決済機能「Fitbit Pay」も装備。オーストラリア、シンガポールを含む14カ国で、約40の銀行がAmerican Express、MastercardおよびVisaのネットワークを通して対応。さらに対応国や銀行を追加するとのことだが、日本導入時期は未定。

Fitbit Labs機能では、より簡単に乳児のサイクルを把握し子育てをサポートする「New Parent」アプリなども導入される。これらFitbit Versaの新たなソフトウェア機能は、フィットビット・スマートウォッチ用オペレーティング・システム、Fitbit OSの最新アップデートに含まれており、Fitbit Ionicでも適用されるとのこと。

その他、ファッションなどに合わせて付け替えられるアクセサリー製品やデザイナーによる「デザイナーコレクション」も展開。価格帯は3,824円〜11,824円(税込)の予定。

また同社は、女性の健康状態を計測できる新機能を2018年5月以降に提供開始すると発表。生理周期の把握や総体的なヘルスデータを一箇所で確認できる機能で、Fitbit VersaやFitbit Ionic、またFitbitアプリを用いて女性の健康状態のトラッキングが可能になるとのこと。さらに、8歳以上の子供向けリストバンド「Fitbit Ace」も合わせて発表。こちらは日本での発売は未定。

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