iPhone旧機種選びは“iPhone 15 "Pro" 以上が目安
昨今のiPhoneは非常に高価。そこで「別に最新モデルじゃなくてもよい」というユーザーの注目を集め、活況となっているのが中古・新古市場です。
どのモデルにするか検討する際にぜひ意識しておいてほしいところがあります。「iPhone 15 "Pro"」ラインです。
・iPhone 14シリーズ以前
・iPhone 15無印
──超えられない壁──
・iPhone 15 Pro/Pro Max
・iPhone 16シリーズ以降
iPhoneの旧モデル選びでは、このラインがポイントになります。
ではその超えられない壁とは何か? それはApple Inteligenceに対応するか否かです。
iPhone 15シリーズは、無印はiPhone 14 Proと同じA16 Bionicを搭載、Proはその次の世代のA17 Proチップを搭載。その両チップのNeural Engineの性能やメモリ容量の違いにより、Apple Inteligenceを使用できるのはiPhone 15 Pro以降となっています。
もちろん、そのラインを把握した上で「Apple Inteligenceにはさほどの魅力を感じないから」のように判断したなら、15無印以前のモデルを選ぶことに何の問題もありません。そこにラインがあるからこそ、今後Apple Inteligence非対応モデルの中古はさらに安く購入できるようになるかもですしね。
ですが、そのラインに気付かずに選んでしまって、あとからそのことに気付いたらガッカリですので、そこは事前に把握し考慮しておきたいというわけです。
ちなみに執筆時点での筆者がパッと見回したところでの中古価格の相場は、いずれも128GB仕様の場合、
・iPhone 14:7.0万円〜
・iPhone 14 Pro:9.0万円〜
・iPhone 15:8.5万円〜
・iPhone 15 Pro:10.5万円〜
といった様子。その価格差とApple Inteligenceを天秤にかけてどう判断するか。悩ましいところかもしれません。
