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海外の方から急に質問! iOS 17のカメラ翻訳で、もうドキッとしない

公開日 2024/04/16 06:40 高橋 敦
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近年になって進歩が著しい機械学習や深層学習といった技術。その恩恵を大きく受けて、「翻訳」アプリの機能や精度はどんどん向上しています。iOS 17で実現された「カメラ表示を使ってテキストを翻訳」もそのひとつ。機械学習が得意とする言語処理と映像処理の合わせ技ですね。身の回りの現実世界のテキストをささっと翻訳できるので、海外の方に交通の案内や食事のメニューを説明するのにも便利そうです。早速試してみましょう。

[翻訳]アプリを開き、画面下部の[カメラ]をタップ。すると画面がカメラ表示に切り替わり、そこに映っているテキスト要素が抽出され、その翻訳結果が映像中の原文テキストに上書き表示されます。翻訳対象の言語の設定、例えば「日本語から英語」「英語から日本語」なども、もちろん自由に変更可能です。

こちらの画面で「英語→日本語」になっているところをタップして翻訳言語を切り替え

オーディオ機器の操作ボタン等の英語表記もサクッと日本語に

カメラ映像内でお目当ての部分がうまく表示&翻訳されたら、画面中央の[○]ボタンをタップ。するとシャッター音が鳴り、映像と翻訳結果が一時停止的に静止画として固定されます。こうすると翻訳結果を確認しやすいですね。

さらに翻訳されている部分をタップすると[翻訳]カードが表示され、ここから「翻訳をコピー」「翻訳を読み上げ」「原文を読み上げ」を実行可能。様々な活用ができそうです。

再生ボタンマークをタップで読み上げ

近年の技術の進歩からすれば「まあこういう機能も普通に実現可能だよね」という感じではあります。でも冷静に考えるとこれ、今の大人世代が子供だった頃には「空想上の未来技術」「近未来フィクションの世界の話」だったものが実現してるんですよね。今の子供たちが夢見ている世界も、数十年後には現実のものになっているのでしょうか。

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