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この電話だれから?知らない番号の着信は自動で“消音”してしまおう

公開日 2023/06/13 06:30 高橋 敦
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そもそも電話自体を億劫に感じる方も増えているという昨今。ましてや知らない番号や非通知からの着信となれば断固拒否、という方も多いことでしょう。

そこで便利なのが「不明な発信者を消音」設定。この設定をオンにしておけば、不明な発信者からの着信は「着信音を鳴らさずそのまま留守番電話機能に送る」という扱いになります。iPhoneが自動で静かに通話拒否を実行してくれるわけです。

設定手順は、[設定]アプリ>[電話]>[不明な発信者を消音]をタップしてオン。簡単ですね。

設定画面にある注意書きにも注目!

設定するのは簡単ですが、その前に大事なことを確認しておきましょう。それは「不明な発信者」って具体的にはどんな相手? ということ。どんな相手からの着信は消音され、どんな相手からの着信ならちゃんと音を鳴らしてくれるのか。それがわかっていないと安心して使えませんよね。

設定画面にも簡単な説明はありますが、より細かな情報は、この機能を紹介している公式サポートページ「スパム電話を検出して着信を拒否する」にあります。そこの記載内容を箇条書きにまとめてみました。

<不明な発信者扱いで消音>
●一度もかかわったことのない電話番号
●連絡先リストに保存されていない電話番号

<通常通りに着信>
●連絡先リストにある電話番号
●電話の「履歴」に残っている電話番号
●SMSでテキストメッセージをやり取りしたことのある電話番号
●あらかじめメールで伝えられてある電話番号
●Siriの提案に含まれる電話番号

大まかに言って「iPhoneでやり取りしたことのある知り合いからの電話は通常通りに着信できる」と考えてよさそうです。一安心!

とはいえ、例えば「電話番号は紙の名刺でだけ渡していてメールの署名には電話番号を載せていない」という仕事相手もいるかもしれません。するとその人からの着信は消音されてしまうでしょう。

そのようなリスクもあるので、この設定を実際に使うかどうかの判断は慎重に。「だからそもそも電話自体が億劫なんだって!」という方にとってはぜんぜん問題なかったりするのかもですが。

なお例外的な動作として、あなたがiPhoneから緊急電話をかけた場合、その後の24時間「不明な発信者を消音」設定は自動で一時的に無効化されます。本当に本当の万が一のリスクへの対応です。

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