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今週の読者投票

メインで使っているBDプレーヤー、 「BD再生専用機」の伸びが好調

公開日 2010/07/20 18:12 ファイル・ウェブ編集部
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3DやBlu-rayをキーワードとしたホームシアターにまつわるトピックスがますます賑やかになってきました。今週は読者の皆さんがお持ちのBD再生機器について聞いてみました。

今回の投票結果は下記の通りとなりました。


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約1年前に、同じ質問内容で読者投票を実施した際には、1位は「PlayStation3」と「BDレコーダー」が分け合い(28%)、これに「BDプレーヤー」が続く(19%)かたちとなりましたが、今回は「PlayStation 3」と「BDプレーヤー」がワンツーフィニッシュ。再生専用機で約半分の比率を占める結果となりました。これにBDレコーダーが20%で続いて3位に。なお、「BD再生機を持っていない」という回答の割合は、前回の22%から16%に減っています。

今年の夏以降もBlu-ray関連の話題が盛り上がってきそうです。特にMPEG-4 MVC(Multiview Video Coding)を採用する新規格「Blu-ray 3D」(関連ニュース)に対応するプレーヤー&レコーダー製品には、どのブランドがどんな製品を投入してくるのでしょうか。なお、2010年7月20日現在で発表されている「Blu-ray 3D」対応の代表製品には下記のものがあります。

<BDレコーダー>
・パナソニック/BDレコーダー「DMR-BWT3000」「DMR-BWT2000」「DMR-BWT1000」(関連ニュース
・シャープ/BDレコーダー「BD-HDW700」「BD-HDW70」(関連ニュース

<BDプレーヤー>
・パナソニック/BDプレーヤー「DMP-BDT900」(関連ニュース

<PC系>
・富士通/デスクトップPC「ESPRIMO FH550/3AM」(関連ニュース
・東芝/ノートPC「dynabook TX/98MBL」(関連ニュース

<PC用再生ソフト>
・サイバーリンク/再生ソフト「PowerDVD 10 Mark II」(関連ニュース

「PlayStation3」はBlu-ray 3D再生に対応したファームウェアアップデートを年内に実施する計画を発表しています(関連ニュース)。また、海外モデルとしてBlu-ray 3Dに対応するプレーヤーを発表しているブランドもあり、これらの製品が国内向けに近く登場してくることも期待されます。


Blu-ray 3Dソフト『タイタンの戦い』
Blu-ray 3D版のソフトとしては、ワーナーから国内初の対応するタイトルとなる『タイタンの戦い』が10月6日にリリースされることも明らかになりました(関連ニュース)。これを皮切りに、国内向けにもホームシアターで楽しめるBlu-ray 3D版の作品が続々と発売されるのではないでしょうか。

また、既存のBDディスクの記録容量を上回る100GB以上のデータ記録が可能な「BDXL」も規格化され、シャープは“AQUOSブルーレイ”「BD-HDW700」「BD-HDW70」が同記録に対応するドライブを搭載することを発表しました(関連ニュース)。これに合わせて3層100GBのBDXLメディアも発売されます。BDXLについてはディスクの価格や互換性の面にまだ課題があるものの、高画質のまま、より長時間のコンテンツをBDアーカイブしたいユーザーのニーズを捉える可能性を秘めたフォーマットであることは確かであると言えるでしょう。

一方、Blu-ray再生に対応するAV機器では、BDドライブを内蔵する薄型テレビも注目を浴びています。シャープ、東芝、三菱、パナソニックでは既に商品化したモデルが、それぞれの薄型テレビのラインナップの中で重要な位置を占める人気シリーズに成長してきているようです。

薄型テレビの人気拡大とともに、今後はさらにバラエティが広がりそうなBD再生機器にもより注目が集まってくるものと思われます。

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