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今週の読者投票:ヘッドホン、主に何とつないで楽しんでる?

公開日 2010/05/25 21:39 ファイル・ウェブ編集部
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5月17日〜5月24日の読者投票:ヘッドホン、主に何とつないで楽しんでる?


5月8日に開催された「春のヘッドフォン祭2010」では、今年のヘッドホン新製品が数多く出展されましたが、USB入力対応のDAC内蔵ヘッドホンアンプもコンパクトで高性能な製品が多く見られ、ヘッドホンで音楽を楽しむスタイルがますます多様化しているように感じられました。今週はPhile-web読者の皆様にヘッドホンのリスニングスタイルをうかがいました。

投票の結果は、お手持ちのヘッドホンを「HiFi環境で楽しむ」という声、「ポータブルオーディオプレーヤーで聴く」という声がちょうど35%前後で並びました。この数年でヘッドホンのリスニングスタイルは、従来のハイエンドオーディオ+オーバーヘッド型ヘッドホンというスタイルからポータブルオーディオへ広がり、その上、ポータブルオーディオプレーヤーの付属ヘッドホンを交換して、よりグレードの高い音、自分の好みに合う音を楽しむスタイルへ展開してきました。この間、リスニング時の音漏れや、外部音の飛び込みが避けられるメリットから、耳栓タイプのカナルイヤホンが一気にブレイクしました。

HiFiとポータブルオーディオに続いて、「PCオーディオシステム」を主なリスニング環境に挙げる声が22%と高かったことも特徴的でした。USB DACにヘッドホンアンプ機能を搭載している製品、ヘッドホンアンプにUSB経由のデジタル入力を設けた製品が数多く登場し、デスクトップだけでなく、iPodをはじめとしたポータブルオーディオと一緒に持ち歩ける、手軽でコンパクトな製品がよりどりみどりになってきたことも、最近のヘッドホンリスニングを巡る大きな変化と言えるのではないでしょうか。

オーディオヘッドホンを巡るトピックスとしては、ハイエンドモデルの進化と同時に、今年は5,000円台を中心としたミドル&スタンダードクラスへの、上位モデルの技術投入による進化にも注目が集まりそうです。

薄型テレビやホームシアター環境での映画、音楽鑑賞にヘッドホンを活用されているという方の声は8%となりました。ホームシアターを楽しめる時間が主に夜中である方にとっては、ワイヤレスのサラウンドヘッドホンも必須のアイテムではないでしょうか。本ジャンルの製品の進化に、今後も期待したいところです。

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