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「今週の読者投票」結果発表

意外に多いブラウン管テレビユーザー、買い換えさせるのは至難の業か

公開日 2009/04/06 20:40 Phile-web編集部
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3月31日〜4月5日の読者投票:メインで使ってるテレビ、何年に買った?

今週Phile-web読者に尋ねたのは、メインで使っているテレビを購入した時期。今後、買い換えのサイクルがどのように進むのか、またアナログ停波を見据え、AV先進層である当サイトの読者の、デジタルテレビへの移行がどの程度進捗しているかを知りたかったからだ。結果は以下の通り。


最新のテレビを所有の方が多いのではないかと予想していたが、果たして結果はその通りとなった。2007年に購入した方が24%、2008年に購入した方が19%となり、あわせて4割以上の方が、この2年ほどのあいだにメインテレビを購入したことになる。

意外だったのが、その次に続いたのが「2000年以前」で約16%の割合を占めたこと。2000年以前のテレビは、そのほとんどがCRTだったはず。周りを見渡せば、隣のAVレビュー編集部にもソニーの「PROFEEL 16x9」をいまだに使っている編集者がいて、その画質には満足しているようだ。中にはBVMモニターを使っている読者もいらっしゃるかもしれない。

CRTファンがこれだけ多く存在するということは、裏返してみると、固定画素のテレビにはまだ画質の改善余地があると考えている方が多いということではないか。FEDは会社を精算したし、SEDの発売時期はいまだ見えてこない。有機ELの大型化にはかなりの時間がかかるだろう。現段階では、CRTファンの買い換えを決断させるのは難しいかもしれない。

そのほか、2001年から2004年までに購入した、と答えた方は合計で約15%。購入から5〜8年程度が経過したこれらの方は、最新の薄型テレビなどを購入することで、HDMIなどのデジタル接続端子の充実といった機能面、そして画質の進化はもちろん、消費電力低減というメリットも感じる事ができるはずだ。

Phile-webでは、5月に最新薄型テレビの特集記事を掲載する予定だ。買い換えたばかりの方も、これから購入しようと考えている方も、どちらにも楽しくお読みいただける記事をお届けする予定なので、ぜひご覧いただきたい。

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