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クイックメモも機能強化

iPadOS 15.2提供開始。「Apple Music Voiceプラン」や「デジタル遺産」対応

公開日 2021/12/14 08:16 PHILE WEB編集部
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アップルは、iPad向けのOS「iPadOS 15.2」を提供開始した。iPadOS 15.2ではiOS 15.2と同様、Siriを使ってApple Musicを利用できる新プラン「Apple Music Voiceプラン」に対応した。

SiriからApple Musicの楽曲やプレイリスト再生が行えるのはもちろん、再生履歴を確認したり、おすすめ楽曲の提案を受けたりすることも可能。また、曲をもう一度再生する機能も利用できる。

プライバシーも強化。「設定」のAppプライバシーレポートから、過去7日間にAppから位置情報、写真、カメラ、マイク、連絡先などにアクセスされた頻度、およびネットワークアクティビティを確認することが可能になった。

そのほか、Apple IDでは「デジタル遺産」機能を追加。ユーザーの死後に、ユーザーのiCloudアカウントと個人情報にアクセスできる人を、故人アカウント管理連絡先として指定可能になった。

ほかにも細かな機能が進化しており、画面の左下隅または右下隅からスワイプしてクイックメモにアクセスするための「メモ」の設定が加わったほか、iCloud+の「メールを非公開」機能が「メール」アプリで使用可能になった。地味ながら嬉しい変更点としては、リマインダーとメモアプリで、タグの削除や名前の変更が可能になった。

今回のiOS 15.2では、以下のバグの修正も行われている。

・VoiceOverが動作中にiPadがロックされているとSiriが応答しないことがある問題
・他社製の写真編集AppでProRAWの写真を表示すると、露出オーバーに見える場合がある問題
・Microsoft Exchangeユーザのカレンダーイベントが間違った日に表示される場合がある問題

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