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9月24日発売

アップル、「iPhone 13 / 13 mini」。新チップ「A15 Bionic」で性能向上

2021/09/15 ファイルウェブ編集部
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アップルは、日本時間の9月15日午前2時から開催したオンラインイベントにて、6.1インチ「iPhone 13」および5.4インチ「iPhone 13 mini」を発表した。日本でも9月17日 21時より予約を開始し、9月24日より発売する。

「iPhone 13」「iPhone 13 mini 」が発表

「iPhone 13」は128GBモデル(98,800円/税込)/256GBモデル(110,800円/税込)/512GBモデル(134,800円/税込)、「iPhone 13 mini」は128GBモデル(86,800円/税込)/256GBモデル(98,800円/税込)/512GBモデル(122,800円/税込)をラインナップ。カラーバリエーションはピンク/ブルー/ミッドナイト/スターライト/(PRODUCT)REDの5色となる。

ストレージ容量は3種類、カラーは5色をラインナップ

ボディは航空グレードアルミニウムによるフラットエッジデザインを採用し、IP68の防水防塵に対応。新機能やより大きなバッテリーを搭載するため、内部は完全な再設計を実施したという。また、再生資源を積極的に採用し、アンテナのライン部分には世界で初めてペットボトル再生素材を採用しているとのこと。

画面には「Super Retina XDR」有機ELディスプレイを搭載。従来モデルよりも28%明るくなり、SDRでの最大輝度は800nitまで向上した。コントラスト比は従来と同じく2,000,000:1で、ドルビービジョン/HLG/HDR10にも対応する。フロントカメラおよびセンサーの「TrueDepthカメラシステム」は再設計され、いわゆる“ノッチ”が従来より20%小さくなった。

「Super Retina XDRディスプレイ」は輝度が向上。再設計によりノッチも小さくなった

プロセッサーは5nmプロセスで製造される新開発の「A15 Bionic」を搭載。CPUは6コア、GPUは4コア、ニューラルエンジンは16コアとなり、他社スマートフォンと比較しても非常に高速であるとアピールしている。ビデオエンコーダ/デコーダも一新し、ビデオキャッシュは従来の2倍に。ニューラルエンジンはカメラなど他のコンポーネントとも高度な連携が取れるよう設計されており、例えば文字認識やARの描画などを非常に高速に行えるという。

新しい「A15 Bionic」プロセッサーを搭載

背面カメラは f1.6の広角カメラ/f2.4と視野角120度の超広角カメラというデュアル構成。広角カメラにはこれまでのデュアルカメラモデル中最大サイズというセンサーを採用。従来と比較して47%多く光を取り込むことができ、より明るくノイズの少ない撮影が可能としている。さらに「iPhone 12 Pro Max」が搭載していたセンサーシフト式の光学手ブレ補正にも対応している。

また動画撮影モードとして、新たに「シネマティックモード」を搭載した。これは被写体の動きなどに応じて自動的かつスムーズにフォーカスを操作し、まるで映画のような映像を簡単に再現できるというものになる。シネマティックモードでの撮影はドルビービジョンにも対応する。

ビデオ再生時のバッテリー持続時間は、iPhone 13が約19時間、iPhone 13 miniが約17時間。ハードウェア自体の省電力化や省電力機能の搭載により、従来モデルよりも1.5時間以上長く使用できるようになった。

ほか、出荷時からiOS 15をインストール。セキュリティにも配慮し、Siriが記録した音声やIPアドレスの保護機能などを搭載。通信は引き続き5Gに対応。より幅広いバンドに対応し、同社では今後も60以上の国や地域、200以上の5Gキャリアへの対応を進めていくとしている。

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