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価格もリーズナブルに設定

ロジクール、導入・利用・運用の手間を大幅に簡素化したWeb/ビデオ会議システム「Tapルームソリューション」

公開日 2019/07/18 16:43 PHILE WEB ビジネス編集部・竹内純
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ロジクールは、感覚的な簡単操作が可能なWeb/ビデオ会議用タッチパネルにカメラ、スピーカー、マイク、各社ソフトウェアがプリインストールされたミニPCをセットにした斬新コンセプトのWeb/ビデオ会議ソリューション「Tapルームソリューション」を、7月下旬より順次発売する。

導入・利用・運用にまつわる課題を解消した画期的なWeb/ビデオ会議ソリューション「Tapルームソリューション」。Microsoft/Zoom/Googleが提供するソフトウェアに最適化した商品をそれぞれ用意する

導入の難しさや予算、操作の複雑さから利用が進んでこなかったWeb/ビデオ会議システム。ロジクールが今回発表した「Tapルームソリューション」は、導入・利用・運用を最大限に簡素化することで、それらの課題を解消したのが大きな特徴だ。

同社システムの特徴であるプラグ&プレイの簡単接続により、会議室のパソコンにUSB接続してボタンを押すだけですぐに使用できる究極の使い勝手を実現。さらに、Microsoft、Zoom、Googleとグローバルで戦略パートナーシップを結び、3社が提供するWeb/ビデオ会議ソフトウェア「Microsoft Teams Rooms」「Zoom Rooms」「Google Hangouts Meet」にそれぞれ最適化、煩わしい設定作業も不要とした。

1、2名程度の少人数の打ち合わせから、46名程度が参加する会議まで幅広くカバー。部屋の広さに応じて必要な商品をオールインワンでパッケージする「小会議室パッケージ」「中会議室パッケージ」「大会議室パッケージ」を用意。機器を選択する手間も省略する。価格も数万円から数十万円とリーズナブルな設定。ITリテラシーが高くない人でも容易に扱えることを徹底。ビデオ会議システムの普及拡大へ一石を投じる。

同社代表取締役社長・笠原健司氏は、Logitech Internationalが手掛けるWeb/ビデオ会議システムが、グローバル市場で過去4年、年平均成長率43%と高成長を遂げていることを紹介。「日本市場でも高い成長率で伸びている。しかも、ビデオ会議システムが導入されている会議室はわずか5%に過ぎない。残り95%は未導入のブルーオーション。大きなビジネスチャンスがある」と市場拡大へ意気込みを示した。

(株)ロジクール 代表取締役社長・笠原健司氏

ただしそこには「適したソリューションの提供が必要」と指摘する。米国テキサス州よりビデオ会議システムを用いて発表会に参加したサイモン ダッドリー氏は、USBデバイスを用いた同社のシステムが他メーカーに比べても最も多くの会議室に導入されていること、また、リモコンでの操作に辟易とされている多くの方にとって、今回開発したTapルームソリューションがそこからの脱却を実現するとアピールした。

Logitech International Sr. Director Simon Dudley(サイモン ダッドリー)氏

なお、ロジクールでは、Web/ビデオ会議デバイスの導入を検討する企業を対象に、テレワークの導入・実施を応援するキャンペーン「テレワーク・デイズ応援プログラム」を開催する。大規模・役員室向けの「Tapルームソリューション体験セミナー&相談会」、小規模会議室向けの「期間限定MeetUp特価キャンペーン」「無償1週間貸し出しプログラム」、シェアオフィス&モバイルワーカー向けの「最上級モデルヘッドセット紹介」を、7月22日から9月27日にわたり実施する。

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