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≪CEDIA≫大橋伸太郎のCEDIA EXPO2003レポート3 「EXPO2003のトピック、HDMIとドルビープロロジックIIxを兼備するパイオニアの新製品たち」

公開日 2003/09/06 21:01
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●EXPO2003を鮮明にいろどったひとつは、デジタル映像出力として、ポストDCIに位置づけられるHDMI(High Definition Multimedia Interface ただし映像だけでなく音声情報も送出する)を搭載した製品の数々だ。アメリカ3大ネットワークのひとつ、abcが人気番組の『MONDAYNIGHT FOOTBALL』を地上波720pで放送開始するなど、HD環境を製品レベルで作ることが北米で急がれているのが大きい、とパイオニアUSAの槌田氏がメイン会場の中央に陣取った同社ブースで説明してくださった。

そのパイオニアは、アメリカにおける高級ブランドのElite(EliteとPIONEERに分かれている。)を中心に新製品の大攻勢の観があった。まず、AVアンプのVSA-59TXi。最大出力150W/8ΩのMOS-FETパワーアンプ7台を積んだフラグシップである。マルチチャンネル再生時のルームアコースティック・キャリブレーション(音場調整)機能の「アドバンスドMCACC」を搭載、i.LinkでDV-47Aiなど同社DVDプレーヤーと接続し、デジタル音声信号のインターフェースができることはいうまでもない。下位機にVSA-55Txiがある。

DVDプレーヤーでは、そのHDMI出力を初搭載したユニバーサルプレーヤーDV-59Aviが大変な人気だった。14ビット/216MHzのビデオDACを搭載し、オーディオプロセッシング用のデバイスは、バーブラウンのPCM1738EG-3チップを3個使う。HDMI出力は、ビデオ出力/2chリニアPCM音声情報がデジタル出力される。

さる9月3日に、パイオニアが東京で発表会を催した際に言及していた、DVDレコーダーのTIVOコラボレーションモデルも展示されていた。Eliteビジョンでの製品が、DVR-57Hである。これは、120GBのHDDを搭載し、ダブルレイヤードシャーシ、ファロージャDCDi搭載の高級機。TIVOとは、アメリカのテレビサーバー会社で、そのEPGを移植したHDD的な機能を持つDVDレコーダーというわけだ。

さて、DVDレコーダーのDV-59Hから出力されたHDMI出力の受け手はいずこに? と思われるだろう。いうまでもなくパイオニアの場合、同社の看板であるプラズマディスプレイであり、北米で健在のプロジェクションTVである。Eliteビジョンでパイオニアは、50型のPDP、PRO−1000HDi、43型の800HDi、そして64型プロジェクションテレビの730HPiにHDMI入力を搭載して発売する。PIONEERビジョンの50型PRO―1110HD、PDP-5040HD、43型PRO-910HD 、 PDP-4340HDもHDMI搭載である。

記事タイトルに、“ドルビープロロジック?xを兼備する…”と書いた。最初に紹介したVSA−59TXiの最大の機能がドルビープロロジック?xの搭載である。その詳細はレポート(4)に続く。

■写真左:パイオニアのフラグシップAVアンプ・VSA-69Txi
■写真右:HDMI出力を初装備したDVDプレーヤー・DV−59AVi

(隔月刊ホームシアターファイル 編集長:大橋伸太郎)

[CEDIA2003REPORT]

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