ソニー、エントリー〜ミドルクラスのAVアンプ3機種を発売

＜左＞『TA-DB790』　＜右＞『TA-DE590』

●ソニーマーケティング（株）は、AVアンプの新モデルとして、『TA-DB790』『TA-DB990』『TA-DE590』の3モデルを発売する。

それぞれの発売日と価格は以下の通り。
『TA-DE590』 6月21日発売　37,000円
『TA-DB790』 6月21日発売　66,000円
『TA-DB990』 8月10日発売 100,000円

『TA-DB790』は6.1ch、『TA-DB990』は7.1chアンプを搭載。両機は、ドルビーデジタルEX、DTS-ES、ドルビープロロジックII、DTS Neo:6、MPEG-2 AAC、DTS 96/24"など最新の音声フォーマットに対応している。音場処理には、32ビットのDSPを2個使用している。

両機は既存モデルのバージョンアップ版ではなく、シャーシや構造、操作方法など、すべて新規に開発されたもの。抜本的に作り直し、部品だけだはなくグラウンド（電流が流れ込むところ）の処理で音質を向上させたという。

また両機は、小型パワーアンプ回路をメイン基板上に配置する"マザーボード・コンストラクション"方式を採用。これにより、メイン基板に入力された音声信号がパワーアンプに達するまでの経路を最短にし、電気的・物理的影響による信号の劣化を極力防止することができる。

また、センタースピーカーやサブウーファーを設置しない場合でも、音声信号をフロントスピーカーL/Rにダウンミックスして、高音質サラウンドが楽しめる"アナログダウンミックス"機能を搭載した。

さらに、マルチチャンネルオーディオ入力時などに、デジタル回路をパスしてノイズを防ぐ"アナログピュアネスコントロール"機能も装備。要はアナログダイレクト入力のことだ。この切り替えボタンはリモコンだけに装備されている。

『TA-DE590』は5.1chサラウンド音声出力で、ドルビープロロジックII、MPEG-2 AACの音声フォーマットに対応しています。5chのパワーアンプを内蔵し、この価格帯にめずらしくコンポーネントビデオ端子など、充実の端子群を装備した。
　
本体に接続するスピーカーの環境設定が簡単に行える"イージーセットアップ"機能を搭載するなど、使いやすさが魅力のエントリーモデルである。
　
（Phile-web編集部）