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「レコ×トルネ」機能強化なども

「torne」ver.3.50アップデート日が12/15に決定 − PS Vita連携やクイック書き出しが可能に

2011/12/13 ファイル・ウェブ編集部
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ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパン(SCEJ)は、「torne(トルネ)」のver.3.50へのアップデート実施日を12月15日(木)に正式決定した。アップデートによりPS Vitaとの連携機能が追加される。

リモートプレイのトップ画面

EPGを表示したところ

11月に発表されていたアップデート(関連ニュース)の詳細な実施日が明らかになった格好。ver.3.50のファームウェアをオンラインより無償提供する。

アップデートにより従来の録画・再生やPSPとの連携機能に加え、PS Vitaへのビデオ書き出しや、PS Vitaからのリモートプレイなど、連携機能を追加。なお、PS Vitaへの書き出しには専用アプリケーション「uke-torne(ウケトルネ)」とPS Vita専用メモリーカード が必要で、リモートプレイは3G回線経由には対応していない。「uke-torne」はPS Vita発売日よりPlayStation Storeから無償でダウンロードすることができる。

書き出し機能の利用イメージ

書き出し中の案内画面


専用アプリ「uke-torne」をダウンロード提供

また、トルネに対応する各機種への書き出し時間を大幅に短縮する「クイック書き出し機能」なども追加。3倍モード(標準画質)で録画されたステレオ音声のビデオを書き出す場合、PS Vitaでは通常約40分かかるところが約5分に、PSPでは通常約10分が約3分に短縮される。

クイック書き出しのメニュー画面

クイック書き出しの設定画面

なお、DRモード(高画質)で録画したビデオや、5.1ch音声のビデオの場合は書き出し時間が長くなる場合がある。また、ver.3.50を適用する前に録画したビデオや、クイック書き出し機能を有効にしていない状態で録画したビデオは対象外。

ビデオ書き出し機能については、ver.3.00以降に発売された“ウォークマン”及び“nav-u”にも新たに対応。また、PSPやウォークマンの一部の機種に対して、さらに高解像度でビデオの書き出しができるようになる。さらに、一部のウォークマンに標準画質で書き出した場合の画質が改善される。書き出しに対応するのはウォークマンが「NW-Z1000 シリーズ」などで、nav-uが「NV-U97VT/U97V」など。詳細はこちらで確認できる。

また、「レコ×トルネ」機能も強化。ver.3.00以降に発売されたソニー製BDレコーダーに対応することに加えて、2011年10月以降に発売された「レコ×トルネ」対応レコーダーを使用した場合は、下記の機能が使用できるようになる。

・BDレコーダーで録画した「スカパー!HD」のビデオ再生に対応
・BDレコーダーのハードディスク残容量表示に対応(※内蔵HDDのみ)
・BDレコーダーに録画された番組の番組情報表示に対応

そして、放送周波数が変更された場合の自動追従に対応。地上デジタル放送の放送周波数が変更され、再度チャンネルスキャンを行った際、すでに設定されている録画予約に追従する。

加えて、「STORE(トルネ屋)」で購入できる有償コンテンツであるデザインテーマへ新たに「ウッドフレーム」を追加。サウンド機能の改善も行われ、BGMと効果音の音量を変更できるようになるほか、テレビ/ビデオ画面で消音しているときは、画面左端にミュートアイコンが表示されるようになる。

新デザインテーマ「ウッドフレーム」

サウンド機能の改善も行われる

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