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ガジェット内部スペースに余裕ができるため

iPhone 16 Pro/Pro Max、本体大型化でカメラなど各種アップグレードの可能性

Gadget Gate
公開日 2023/05/29 13:57 多根清史
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2024年の「iPhone 16 Pro」と「iPhone 16 Pro Max」は、それぞれ約6.3インチおよび6.9インチになると著名アナリストが述べていた。近年のスマートフォンは大型化する傾向にあり、フラグシップiPhoneがその流れに沿ったとしても不思議ではない。

これらの大型化により、両モデルともペリスコープ望遠レンズや大型化したメインカメラセンサーなど、各種アップグレードが可能になると複数の情報源が伝えている。

まずアップルの社内事情に詳しいBloombergのMark Gurman記者は、今後のiPhone Proモデルが6.1インチと6.7インチから「対角でコンマ数インチ」大きくなるとの趣旨を述べた。この変更により、サムスン製の同等のデバイスとの競争力が高まるとも指摘している。

つまり、iPhone 16 Proモデルが大型化することで、新たなカメラ技術や大型バッテリーなどを収納できる内部スペースが確保しやすくなった、と示唆しているようだ。

もう1つは中国Weiboでの、業界のインサイダー情報を入手したという人物からの投稿だ。こちらもiPhone 16 Proモデルの画面が大型化するとの噂を裏付けつつ、それによりペリスコープ望遠カメラや新型イメージセンサー「IMX9xx」が搭載できると主張している。

ここでいう「IMX9xx」とは、ソニーの新型センサー「IMX903」を指していると思われる。現在のiPhone 14 ProおよびiPhone 14 Pro Maxに搭載されたIMX803の寸法は1/1.28インチだが、今後のiPhoneに搭載されるIMX903は1/1.14インチとなり、約12%大型化すると噂されている。イメージセンサーが大型化すれば、多くの光が取り込むことができ、低照度の環境や夜間の撮影で画像が鮮明となりやすい。

当初IMX903はiPhone 15 Proシリーズで採用とみられていたが、後にiPhone 16 Pro世代に先送りされるとの噂が伝えられていた。今回の情報は、それを補強した格好だ。

また、iPhone 15 Proモデルはメインカメラのほか、ディスプレイパネルも前モデルと同じというリーカー情報もある。大幅なアップグレードは、2024年モデル待ちとなる可能性が高そうだ。

Source: Bloomberg, Weibo
via: MacRumors

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