HOME > ニュース > 【本体写真追加】キヤノン、同社初のミラーレスカメラ「EOS M」を発売

EF-Mマウントを新開発

【本体写真追加】キヤノン、同社初のミラーレスカメラ「EOS M」を発売

2012/07/23 ファイル・ウェブ編集部
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
キヤノンは、同社初となるミラーレスカメラ「EOS M」を9月中旬に発売する。

本日開催された発表会で「EOS M」を披露するキヤノンマーケティングジャパン(株)代表取締役社長 川崎正己氏

EOSシリーズのエントリーモデルという位置づけで、価格はいずれもオープンだが、ボディ単体の同社オンラインショップ予定価格は69,800円。

レンズシステムにはEOS M専用の交換レンズ「EF-M」を採用。今回の発売に合わせ、レンズは「EF-M22mm F2 STM」、「EF-M18-55mm F3.5-5.6 IS STM」を開発。同社直販サイトでは、22mmを組み合わせたキットモデルは79,800円、18-55mmを組み合わせたキットモデルは84,800円、両レンズを同梱したダブルレンズキットは109,800円で発売する予定。

18-55mmレンズ装着時

パンケーキレンズ装着時


マウントアダプターを使えば60種類以上のEFレンズを使えることをアピールしていた

EOS Mのカットモデル
なお、ボディはブラック/シルバー/レッド/ホワイトの4色のカラバリを用意するが、4色から選べるのはダブルレンズキットのみ。単体レンズキットはブラック/シルバーが選択でき、ボディ単体はブラックのみ選択が可能。

EOS M

ダブルレンズキットモデルは4色のカラバリから選択できる

撮像素子には、APS-Cサイズの1,800万画素 CMOSセンサーを搭載。同じく9月中旬発売のマウントアダプター「EF-EOS M」(12,600円/税込)を装着することで、EFレンズを装着することも可能だ。

撮像素子にはAPS-Cサイズの1,800万画素 CMOSセンサーを搭載

EOS Kiss X6iと同じ撮像素子を搭載しているとのこと

画像処理エンジンにはDIGIC 5を採用。連写した画像を合成する手持ち夜景モード、露出の異なる3枚の画像を合成するHDRモード、4枚の画像を合成してノイズを抑えるマルチショットノイズ低減機能なども備えている。

ISOはISO100からISO12800まで対応。拡張時にはISO25600での撮影も可能だ。また、AFは位相差方式とコントラスト方式を併用したハイブリッドCMOSタイプを採用した。

ディスプレイは液晶で、3.0型の104万ドット。タッチ操作も可能。タッチAFやタッチシャッター機能も用意する。メモリーカードはSD/SDHC/SDXC対応で、UHS-Iにも対応している。

ディスプレイは静電容量式のタッチ操作に対応する

動画撮影機能も備え、動画はMOV形式で記録する。映像コーデックはMPEG-4 AVC/H.264、音声はリニアPCM。動画の解像度やフレームレートは1920x1080(30p/25p/24p)、1280x720(60p/50p)、640x480(30p/25p)から選択できる。また動画サーボAF機能により、動く被写体にもスムーズにピントを合わせ続けられるとのこと。

アクセサリーシューを上部に装備。別売りで、小型・軽量設計のスピードライト「90EX」も9月中旬に発売する。

アクセサリーシューを上部に装備。ちなみにEVFはアクセサリーにラインナップされていない。

モードなどはジョグダイヤルではなくディスプレイで選ぶ方式


背景のぼけ具合なども調整可能

クリエイティブフィルター機能も用意する
外形寸法は108.6W×66.5H×32.3Dmm、質量は262g(本体のみ)、298g(バッテリー/メモリーカードを含む)。

本体下部には三脚用のネジ穴を用意

サイドにはHDMI端子などを用意する

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク