HOME > ニュース > ソニー、コンデジ“Cyber-shot”に“最高画質”モデル「DSC-RX100」

1.0型Exmor CMOSやF1.8レンズなど搭載

ソニー、コンデジ“Cyber-shot”に“最高画質”モデル「DSC-RX100」

公開日 2012/06/06 13:03 ファイル・ウェブ編集部
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
ソニーは、有効2020万画素の1.0型 Exmor CMOSセンサーやF1.8の光学3.6倍ズーム対応カールツァイス バリオ・ゾナーレンズなどで“最高画質”を追求したというデジタルカメラ“Cyber-shot”「DSC-RX100」を6月15日より発売する。価格はオープンだが7万円前後での実売が予想される。

DSC-RX100

ポップアップ式フラッシュを内蔵

新開発の1.0型 Exmor CMOSセンサーを搭載。従来モデルに搭載されている1/2.3型 18Mのものと比べ、一画素当たりの受光面積を約3.6倍に向上させた。開放径F1.8の明るいレンズを搭載したこと、画像処理エンジン「BIONZ」によってレンズ一体型デザインだからこそ可能なレンズ、センサーに最適化した画像処理を行うことにより、圧倒的な高感度・低ノイズ性能を実現したという。

従来よりも大型のCMOSセンサーを搭載

最高ISO6400に対応。マルチショットNR使用時やプレミアムおかませオートでの低照度認識時ではISO25600相当の高感度撮影を実現したとしている。

上部から見たところ

右側面にHDMI端子を装備

レンズにはカールツァイスのバリオ・ゾナー T*を採用。イメージセンサーとの相性にこだわった高精度なアラインメントを行っているという。35mm換算で28〜100mmの光学3.6倍ズームに対応している。また開放F値1.8と明るく、7枚羽根の円形絞りによる美しいボケ味も実現。コンパクトな光学設計と描写性能を実現するという薄型非球面AAレンズ(Avanced Aspherical)を採用している。

レンズはカールツァイスのバリオ・ゾナー T*を採用

レンズ部にはコントロールリングを採用。露出やISO感度、ホワイトバランスや絞り、シャッタースピードなどの各項目について、リングを回して直感的に調整できるようにした。メニューから設定を変更することでピント調整も行える。

コントロールリングを採用

操作面ではファンクションボタンも装備。露出補正、フォーカスモード、オートフォーカスエリア、ISO感度、ドライブモード、測光モード、フラッシュモード、調光補正、ホワイトバランス、DRO/オートHDR、クリエイティブスタイル、ピクチャーエフェクト、美肌効果、場室、画像サイズ、顔検出/スマイルシャッター、縦横比の各項目から任意の機能を7つまで割り当てられる。これによりよく使う機能をすぐに呼び出し、コントロールリングで素早く調整できるようにしている。

液晶モニターは3.0型で、122.9万ドットの「WhiteMagicディスプレイ」を搭載。RGBの画素に白画素を加えることで画面の明るさを向上させ、陽射しの強い環境下でも画面を確認しやすくした。なお、メモリースティックとSDカード両方を使えるマルチスロットを備え、SDXCにも対応している。

液晶モニターと操作ボタン類

カードスロットとバッテリー部

デジタル一眼カメラ“α”に採用している「クリエイティブスタイル」機能をCyber-shotとして初搭載。画像エフェクトを重ね合わせることができる「マイフォトスタイル」も搭載するほか、「ピクチャーエフェクト」も13種類から選択できる。

60pでのフルHD動画撮影やRAW記録にも対応するほか、全画素超解像ズームやオートポートレートフレーミングなどの機能も搭載。光学式手ブレ補正「アクティブモード」にも対応するほか、電子水準器なども搭載している。また、フル画像で秒間最大10コマ連写も可能。そのほかバッテリーも新たに大容量タイプのものを採用し、静止画撮影時でCIPA準拠330枚撮影可能にした。

本体構造

デザイン面ではマットブラック仕上げのシンプルなフォルムを採用。剛性感の確保と質感にこだわり、アルミを使った高品位なメタルボディーと操作部材を採用したという。

また、専用ジャケットケース「LCJ-RXA」(8,820円/税込)や、Gバッテリーの約1.5倍のスタミナーを持つバッテリーパック「NP-BX1」(5,880円/税込)などのアクセサリー類も同時発売する。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE